英検準2級のリーディング対策|出題形式・勉強法とおすすめ英検対策アプリ

英検準2級のリーディング対策では、単語や文法を覚えるだけでなく、覚えた知識を英文の中で使い、文章の流れを理解する力を身につけることが大切です。
英検準2級を受験するお子さんの学習を進めていると、
「3級までは何とかできたけれど、準2級になって長文が難しくなった」
「単語を覚えているのに、長文になると正解できない」
「過去問を解かせているけれど、もっと問題演習をさせたい」
と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
準2級では、3級にはなかった長文の語句空所補充が加わり、短い英文だけでなく、まとまった文章の流れを読み取る力も求められます。
そのため、
単語を覚える
↓
短文で確認する
↓
長文の中で理解する
↓
問題を解く
↓
間違えたところを復習する
という学習サイクルを作ることが重要です。
この記事では、
- 英検準2級リーディングの出題形式
- 3級との違い
- 大問ごとの解き方・コツ
- 準2級リーディングで必要な力
- 効率的な勉強法
- 過去問の効果的な使い方
- 英検対策アプリ「AiKen」の活用方法
について、詳しく解説します。
英検準2級のリーディングは何が難しい?
英検準2級のリーディングは、29問で構成されています。
| 大問 | 出題形式 | 問題数 |
|---|---|---|
| 大問1 | 短文の語句空所補充 | 15問 |
| 大問2 | 会話文の空所補充 | 5問 |
| 大問3 | 長文の語句空所補充 | 2問 |
| 大問4 | 長文の内容一致選択 | 7問 |
| 合計 | 29問 |
準2級では、リーディングとライティングを合わせて取り組みます。
そのため、リーディングだけに時間をかけすぎると、ライティングに十分な時間を残せなくなることにも注意が必要です。
3級との大きな違いの一つが、長文の語句空所補充が加わることです。
短文の中で単語の意味を判断するだけでなく、
「文章全体を読んで、ここにはどんな語句が入るのか」
を考える必要があります。
つまり準2級では、
単語を知っている
だけではなく、
英文の中でその単語の意味を理解できる
ことが重要になります。
例えば、
environment=環境
benefit=利点
improve=改善する
と単語帳で覚えていても、実際の長文では、その単語がどのような文脈で使われているのかを理解しなければなりません。
そのため、準2級のリーディング対策では、
単語を覚える
↓
英文の中で確認する
↓
文章の流れを理解する
↓
問題に答える
という練習を少しずつ増やしていくことが大切です。
英検準2級リーディングの出題形式
ここでは、準2級のリーディングでどのような問題が出るのかを、大問ごとに確認していきましょう。
大問1:短文の語句空所補充(15問)
大問1は、短文や会話文の空所に入る適切な語句を、4つの選択肢から選ぶ問題です。
15問出題され、主に次のような知識が問われます。
- 単語
- 熟語
- 慣用表現
- 文法
- 文脈に合う語句
例えば、単語の意味が分かっていても、選択肢に似た意味の単語が並んでいると、迷ってしまうことがあります。
そのため、
「この単語の意味は何?」
だけではなく、
「この文章には、この単語が自然に入る?」
と考える習慣をつけることが大切です。
単語帳で覚えた単語を、実際の短文問題で確認していくと、知識を「問題を解くための力」に変えやすくなります。
大問2:会話文の空所補充(5問)
大問2では、会話文の空所に入る適切な表現を選びます。
5問出題され、会話の流れに合う答えを判断する必要があります。
特に、
- 質問
- 返答
- 依頼
- 提案
- 賛成
- 断り
- お礼
など、会話でよく使われる表現に慣れておくことが大切です。
例えば、相手が何かを提案しているのであれば、その後に自然につながる返答を考えます。
単語の意味だけでなく、
「この人は何を言おうとしているのか」
を意識して読むと、答えを選びやすくなります。
大問3:長文の語句空所補充(2問)
大問3では、長文の中にある空所に、適切な語句を入れる問題が出題されます。
準2級から登場する形式なので、3級から準2級へ進んだお子さんが難しく感じやすいポイントの一つです。
大問1との違いは、空所の前後だけを見て答えるのではなく、文章全体の流れを考える必要があることです。
文章では、
ある出来事を説明する
↓
その理由を説明する
↓
具体例を挙げる
↓
結果や結論につなげる
というように、情報が順番に展開されます。
そのため、
- However
- Therefore
- For example
- First
- Also
- Because
など、文章の流れを示す表現に注目しましょう。
「逆の内容なのか」「理由なのか」「具体例なのか」と考えるだけでも、選択肢を絞りやすくなります。
大問4:長文の内容一致選択(7問)
大問4では、Eメールや説明文などの長文を読み、文章の内容に合う選択肢を選びます。
7問出題されます。
ここでは、
- 誰について書かれているのか
- 何が起きたのか
- なぜそうなったのか
- どのような結果になったのか
- どのような情報が書かれているのか
などを正確に読み取る必要があります。
ただし、英文を一文ずつ完璧に日本語へ訳す必要はありません。
大切なのは、
「文章全体で何が説明されているのか」
をつかみながら、設問で聞かれている情報を探すことです。
3級と比べて、どこを意識すればいい?
準2級のリーディング対策では、3級までの学習に加えて、長い英文を読む練習を少しずつ増やしていくことをおすすめします。
特に大きなポイントが、長文の語句空所補充です。
3級までは短文や会話文を中心に、単語や表現の知識を使って答える問題が中心です。
準2級では、そこに長文の空所補充が加わります。
そのため、
単語を知っている
↓
英文の中で意味がわかる
↓
前後の文との関係がわかる
↓
文章全体の流れがわかる
という力を段階的に身につける必要があります。
また、大問4ではまとまった英文を読み、必要な情報を探す力も求められます。
「一文ずつ日本語に訳す」だけの読み方から、
「この段落では何を説明しているのか?」
を意識する読み方へ変えていくことが、準2級対策では重要です。
英検準2級リーディングで必要な力
まずは語彙力
リーディングの土台になるのが、単語・熟語です。
知らない単語が多いと、長文を読むたびに意味を推測する必要があり、読むスピードも落ちてしまいます。
ただし、
「単語を全部完璧に覚えてから長文を始める」
必要はありません。
単語を覚えながら、実際の英文の中で、
「この単語、単語帳で覚えたものだ」
と確認していくことが大切です。
単語帳での学習と長文読解を別々に考えず、
覚えた単語を英文の中で確認する
という意識を持ちましょう。

文脈から意味を判断する力
長文を読んでいると、どうしても知らない単語が出てきます。
そのたびに読むのを止めてしまうと、文章全体の流れが分からなくなってしまいます。
そこで、
前後の文章から意味を推測する
という力も身につけておきましょう。
例えば、
前後の文を読む
↓
文章全体のテーマを考える
↓
選択肢を比較する
という順番で考えます。
もちろん、準2級で必要な基本語彙はしっかり覚える必要があります。
そのうえで、
「知らない単語が一つ出てきても、文章全体を読み進められる」
力を身につけておくと、長文への苦手意識も減らしやすくなります。
文章の流れをつかむ力
長文では、一文ずつ日本語に訳すことだけに集中すると、文章全体の流れを見失うことがあります。
そこで、
「この段落では何を説明しているのか?」
を意識して読みましょう。
例えば、
- 問題提起
- 原因
- 具体例
- 理由
- 対策
- 結果
など、文章の役割を大まかに把握します。
すべての文を完璧に理解できなくても、文章の流れが分かれば答えられる問題があります。
必要な情報を探す力
大問4では、文章を読んだあとに設問の答えを探します。
このとき、
「全部覚えてから答える」
必要はありません。
設問を確認して、
「何について聞かれているのか」
を意識しながら本文を読む方法もあります。
例えば、
「なぜ〜したのか?」
と聞かれているなら、理由を説明している部分を探します。
「何が起こったのか?」
と聞かれているなら、出来事が説明されている部分を探します。
設問で求められている情報を意識して読むことで、長文を効率よく読めるようになります。

英検準2級リーディングの大問別の解き方・コツ
大問1の解き方
大問1は、まず文章全体をざっと読み、空所に何が入りそうかを考えます。
そのうえで選択肢を確認しましょう。
おすすめは、
①文章の意味を確認する
↓
②空所に入りそうな品詞・意味を考える
↓
③選択肢を比較する
↓
④最も自然なものを選ぶ
という流れです。
明らかに意味が合わない選択肢は早めに除外しましょう。
大問1では単語・熟語の知識が得点に直結しやすいため、日頃から単語帳などを使って語彙を増やしておくことが重要です。
大問2の解き方
大問2では、空所の前後だけではなく、会話全体の流れを見ることがポイントです。
まず、
「相手は何を言っているのか?」
を確認します。
そのうえで、
「それに対して、どんな返答が自然なのか?」
を考えます。
会話表現は、単語を一つずつ覚えるより、
- How about ~?
- Would you like ~?
- Why don’t you ~?
- I’m sorry, but ~.
- Thank you for ~.
など、まとまりとして覚えると使いやすくなります。
大問3の解き方
大問3では、空所の前後だけを見るのではなく、段落全体を読むことを意識しましょう。
特に、
- 逆接
- 理由
- 結果
- 追加
- 具体例
- 順序
を示す表現に注目します。
例えば、
However
→ 前の内容と反対の内容
Therefore
→ 前の内容を受けた結果
For example
→ 具体例
というように、文章のつながりを考えます。
空所だけを見て選ぶのではなく、
「この段落では何を説明しているのか?」
まで考えることがポイントです。

大問4の解き方
大問4の長文では、最初から最後まで一文ずつ完璧に訳す必要はありません。
まず文章のテーマを把握し、そのうえで設問を確認します。
方法としては、
設問を先に読む
↓
本文を読む
↓
設問に関係する情報を探す
という読み方があります。
一方で、本文を先に読んだほうが読みやすいお子さんもいます。
そのため、最初は、
- 設問→本文
- 本文→設問
の両方を試して、どちらが解きやすいか確認してみるとよいでしょう。
英検準2級リーディングを効率よく勉強する方法
まずは過去問を解いて、現在の実力を確認する
準2級のリーディング対策を始めるとき、最初から単語帳を何周もするのではなく、まず一度過去問を解いてみることをおすすめします。
大切なのは、最初から高得点を取ることではありません。
現在の課題を確認することです。
例えば、
- 大問1で間違いが多い
- 大問2の会話表現が苦手
- 大問3で文章の流れがつかめない
- 大問4で時間が足りない
- 知らない単語が多い
などを確認します。
もし大問1から知らない単語が多いのであれば、まず語彙学習を優先します。
一方、大問1はある程度できているのに、大問3・4で時間がかかるのであれば、長文演習を増やす必要があります。
このように、
過去問=現在地を確認するための教材
として使うことがポイントです。
単語・熟語を固める
過去問を解いたら、間違えた問題に出てきた単語・熟語を確認しましょう。
単語帳を使う場合も、
「見たら意味がわかる」
だけではなく、
「英文の中で出てきたときに意味がわかる」
ところまで確認します。
特に、
- 動詞
- 名詞
- 形容詞
- 熟語
- 接続表現
などは、文章全体の意味を理解するうえで重要です。
単語を覚えたら、そのまま終わりにせず、問題の中でもう一度確認することが大切です。

短文問題で、覚えた単語を確認する
単語学習と問題演習を組み合わせると、覚えた語彙が本当に使えるか確認できます。
おすすめの流れは、
単語を覚える
↓
短文問題を解く
↓
間違えた問題を確認する
↓
分からなかった単語を復習する
↓
別の問題でもう一度確認する
です。
単語帳だけで何度も暗記するより、
「覚える→問題で使う→間違いを確認する」
というサイクルを作ることで、実際の問題に対応しやすくなります。
長文の語句空所問題に慣れる
大問3では、単語の意味だけではなく、文章の流れを読む力が必要です。
まず空所の前後を読み、
「ここでは何を言おうとしているのか?」
を考えます。
そのうえで、段落全体を読んで選択肢を比較します。
特に、
- 逆接
- 理由
- 結果
- 追加
- 具体例
を示す表現に注目しましょう。
「Howeverだから反対の内容が来る」
「For exampleだから具体例が続く」
というように、文章のつながりを意識して読む練習を繰り返します。
長文の内容一致問題に慣れる
大問4では、長文を読んで設問に答える練習をします。
最初から時間を測ってスピードを上げようとする必要はありません。
まずは、
正確に読んで正解する
ことを優先しましょう。
問題を解いたら、
- なぜその答えになるのか
- 本文のどこに根拠があるのか
- 他の選択肢はなぜ違うのか
を確認します。
「正解したから終わり」ではなく、根拠まで確認することで、次の問題にも応用しやすくなります。
長文を読んだあとは音読する
リーディング対策では、音読もおすすめです。
ただ何度も英文を読むのではなく、
問題を解く
↓
英文の意味を確認する
↓
分からなかった単語・表現を確認する
↓
英文を音読する
という流れで取り組みます。
ポイントは、意味を理解した英文を音読することです。
意味が分からないまま音読を繰り返すのではなく、内容を理解した英文を何度か声に出して読むことで、英文の語順や表現に慣れていきます。
また、リーディングで音読した英文は、そのままリスニング対策にもつながります。

時間を意識して問題を解く
準2級では、リーディングとライティングを合わせて時間管理をする必要があります。
そのため、
「問題は解けるけれど、時間が足りない」
という状態にならないよう、徐々に時間を意識した練習へ移していきましょう。
最初からスピードだけを追い求める必要はありません。
おすすめは、
正確さ
↓
読むスピード
↓
時間配分
の順番です。
まず正確に解けるようになったら、少しずつ時間を短くしていきます。
過去問だけでなく、類似問題で反復する
英検対策では、過去問が非常に重要です。
ただし、過去問だけを何度も繰り返していると、問題そのものを覚えてしまうことがあります。
そこで、
過去問で実力を確認する
↓
弱点を見つける
↓
類似問題で反復する
↓
もう一度過去問で確認する
という使い分けがおすすめです。
例えば、
「大問1の単語問題で間違いが多かった」
のであれば、単語を復習するだけでなく、同じレベルの短文問題を複数解いてみます。
「大問3の長文空所補充が苦手」
のであれば、似た形式の長文を繰り返し解き、文章の流れを判断する練習をします。
このように、過去問を診断に使い、類似問題で弱点を反復することで、効率よく学習できます。

英検対策アプリ「AiKen」で準2級リーディングを反復
過去問で現在の実力や弱点を確認したら、次は似た形式の問題を繰り返し解く練習を取り入れていきましょう。
英検対策アプリ「AiKen」では、英検5級から1級まで、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをまとめて対策できます。
準2級のリーディングでは、問題を解きながら、
「覚えた単語が実際の英文で使われたときに分かるか」
を確認することができます。
例えば、
問題を解く
↓
答え合わせをする
↓
間違えた問題を確認する
↓
分からなかった単語・表現を復習する
↓
別の問題でもう一度確認する
という学習ができます。
単語帳で覚えた語彙を問題の中で確認し、さらに長文で実際に使われているところを見ることで、
「覚える→使う→確認する」
という学習サイクルを作りやすくなります。
過去問と英検対策アプリを使い分ける
英検対策では、過去問とアプリを同じ目的で使う必要はありません。
| 教材 | 主な目的 |
|---|---|
| 単語帳 | 単語・熟語を覚える |
| 過去問 | 本番形式・現在の実力を確認する |
| 英検対策アプリ | 類似問題を繰り返し解いて弱点を補強する |
おすすめは、
①過去問を解く
↓
②苦手な大問・単語を見つける
↓
③AiKenで類似問題を繰り返す
↓
④間違えた問題を復習する
↓
⑤もう一度過去問で確認する
という流れです。
「過去問を解いて終わり」ではなく、過去問を学習のスタート地点として使うことで、弱点を見つけてから効率よく練習できます。
よくある質問|英検準2級リーディング対策
まとめ|準2級リーディングは「覚える→使う→確認する」
英検準2級のリーディングは、
- 大問1:短文の語句空所補充 15問
- 大問2:会話文の空所補充 5問
- 大問3:長文の語句空所補充 2問
- 大問4:長文の内容一致選択 7問
の合計29問です。
準2級では、3級までの単語・文法学習に加えて、長文の中で語句の意味を判断し、文章の流れをつかむ力が重要になります。
対策するときは、
①まず過去問で現在の実力を確認する
↓
②単語・熟語などの弱点を確認する
↓
③短文問題で覚えた語彙を確認する
↓
④長文の語句空所問題に慣れる
↓
⑤長文の内容一致問題に取り組む
↓
⑥英文を音読する
↓
⑦類似問題で反復する
↓
⑧もう一度過去問で実力を確認する
という流れがおすすめです。
大切なのは、単語を覚えて終わりにしないことです。
「覚える」→「問題で使う」→「間違いを確認する」→「もう一度解く」
というサイクルを繰り返すことで、少しずつ「知っている単語」を「問題で使える単語」に変えていきましょう。
英検対策アプリ「AiKen」で準2級リーディングを繰り返し練習
英検準2級の対策を進めていると、
「単語帳だけでは、本当に覚えたのかわからない」
「過去問をやったけれど、もっと問題を解かせたい」
ということもあると思います。
そんなときは、英検対策アプリを使って、類似問題を繰り返し解く方法もあります。
AiKenでは、5級から1級まで、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをまとめて対策できます。
まずは過去問で現在の実力を確認し、苦手なところを見つけてから、アプリで類似問題を繰り返す。
このように、「確認」と「反復」を分けて使うことで、ご家庭でも英検対策を続けやすくなります。
今なら月額980円(税込・定価1,480円)で利用できます。キャンペーンは2026年12月31日までです。












