英検準2級プラスのリーディング対策|勉強法とおすすめ英検対策アプリ

英検準2級プラスを受験するお子さんの対策を進めているご家庭では、その先の2級合格も見据えて学習しているケースが多いのではないでしょうか。
準2級プラスは、準2級と2級の間に位置する級です。
そのため、
「準2級には合格したけれど、2級はまだ少し難しそう」
「次の2級合格に向けて、今のうちに力をつけておきたい」
「準2級プラスになって、長文が急に難しくなった気がする」
と感じる保護者の方も少なくありません。
特にリーディングでは、準2級と比べて長文の語句空所補充が増え、まとまった英文を読みながら文脈や文章の流れを判断する力がより求められます。
単語を一つひとつ覚えるだけではなく、覚えた語彙を文章の中で理解し、必要な情報を読み取る力を身につけていくことが大切です。
また、準2級プラスのリーディング対策は、その先の2級対策にもつながります。
準2級プラスを「この級に合格するためだけの勉強」と考えるのではなく、2級に向けて語彙力や長文読解力を一段階高める機会として取り組むとよいでしょう。
この記事では、
- 英検準2級プラスのリーディングの出題形式
- 準2級のリーディングとの違い
- 大問ごとの解き方・コツ
- 長文を読むために必要な力
- 準2級プラスのリーディング勉強法
- 過去問を使った実力チェックの方法
- 英検対策アプリ「AiKen」の活用方法
について、わかりやすく解説します。
英検準2級プラスのリーディングは何が難しくなる?
準2級プラスのリーディングは、31問で構成されています。
内訳は次のとおりです。
| 大問 | 出題形式 | 問題数 |
|---|---|---|
| 大問1 | 短文の語句空所補充 | 17問 |
| 大問2 | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| 大問3 | 長文の内容一致選択 | 8問 |
| 合計 | 31問 |
準2級プラスの推奨目安は高校上級程度です。英検公式では、身近な社会的な話題について、概要・要点・詳細を理解する力などが求められる級とされています。
準2級から大きく意識したいのは、「単語がわかるか」だけではなく、「文章全体を読んで判断できるか」という点です。
例えば、単語帳で、
environment=環境
benefit=利点
impact=影響
と覚えていても、実際の長文では、それぞれの単語が文章の中でどのような意味や役割を持っているのかを理解する必要があります。
つまり、
単語を覚える
↓
英文の中で意味を理解する
↓
文章の流れをつかむ
↓
設問に答える
という力を少しずつ身につけていくことが、準2級プラスから先の対策では重要になります。

英検準2級プラスのリーディングの出題形式
まずは、どのような問題が出るのかを確認しておきましょう。
大問1:短文の語句空所補充(17問)
短文や会話文の空所に入る適切な語句を、4つの選択肢から選ぶ問題です。
17問あり、単語・熟語・文法などの知識が問われます。公式では問題文の種類として「短文・会話文」とされています。
ここでは、
- 単語の意味
- 熟語・イディオム
- 文脈に合う語句
- 文法的に正しい選択肢
などを判断する必要があります。
単語を日本語訳だけで覚えていると、似た意味の選択肢が並んだときに迷いやすくなります。
「この単語を知っている」だけでなく、「英文の中で使われたときに判断できる」状態を目指しましょう。
大問2:長文の語句空所補充(6問)
大問2では、説明文の長文を読み、空所に入る適切な語句を選びます。
問題数は6問です。
大問1との大きな違いは、空所の前後だけを見て答えるのではなく、文章全体の流れを読む必要があることです。
例えば、
ある出来事を説明する
↓
その理由を説明する
↓
具体例を挙げる
↓
結果や結論につなげる
といった文章の流れを理解しながら、空所に入る語句を判断します。
そのため、
- However
- Therefore
- For example
- In addition
- As a result
などの文章の流れを示す表現にも慣れておくとよいでしょう。
大問3:長文の内容一致選択(8問)
大問3では、Eメールや説明文などの長文を読み、文章の内容について問われる問題に答えます。問題数は8問です。
ここでは、
- 誰について書かれているのか
- 何が起きたのか
- なぜそうなったのか
- どのような結果になったのか
- 筆者や話し手が何を伝えたいのか
など、文章の内容を正確に読み取る力が求められます。
「最初から最後まで一語一句完璧に訳す」必要はありません。
文章の大まかな流れをつかみながら、設問で聞かれている情報を正確に探すことが大切です。
準2級と比べて、どこを意識すればいい?
準2級プラスの対策では、準2級までの勉強方法をそのまま続けるだけでなく、少しずつ「長い英文を読む練習」に比重を移していくことをおすすめします。
特に意識したいのが、長文の語句空所補充です。
準2級では長文の語句空所補充が2問ですが、準2級プラスでは6問あります。
つまり、準2級プラスでは、
単語を知っている
だけではなく、
文章の流れから、その単語・語句が入るか判断する
力がより重要になります。
さらに、準2級プラスは2級へのステップとして位置づけられています。
英検公式も、準2級プラスについて「準2級合格後に2級合格へ向けた目標を学習者に提示する」ことを導入の目的の一つとして説明しています。
そのため、準2級プラスのリーディング対策では、今の問題を解けるようにすることと、2級につながる読解力を育てることの両方を意識するとよいでしょう。
準2級プラスのリーディングで必要な力
では、具体的にどのような力を身につければよいのでしょうか。
まずは語彙力
リーディングの土台になるのが、やはり単語・熟語です。
知らない単語が多いほど、長文を読むときに一つひとつの意味を推測する必要があり、読むスピードも落ちてしまいます。
ただし、すべての単語を完璧に覚えてから長文に進む必要はありません。
単語を覚えながら、同時に長文も読み、
「この単語、単語帳で覚えたものだ」
と実際の英文の中で確認していくことが大切です。
単語学習とリーディングを別々に考えず、覚えた語彙を文章の中で使える知識に変えていくイメージです。
文脈から意味を判断する力
準2級プラスでは、知らない単語が出てきたからといって、すぐに読むのを止める必要はありません。
例えば、
前後の文章から意味を推測する
↓
文章全体のテーマから考える
↓
選択肢を比較する
という方法で、ある程度判断できる場合があります。
もちろん、頻出語彙はしっかり覚える必要があります。
そのうえで、「知らない単語が1つ出てきても読み進められる力」も身につけておくと、長文読解が安定しやすくなります。

文章の流れをつかむ力
長文では、一文ずつ日本語に訳すことだけに集中すると、文章全体の流れを見失ってしまうことがあります。
そこで、「この段落では何を説明しているのか?」を意識して読みましょう。
例えば、
- 問題提起
- 原因
- 具体例
- 対策
- 結果
など、文章の役割をざっくり把握します。
細かい文法まですべて理解できなくても、文章全体の流れがわかれば答えられる問題もあります。
英検準2級プラスのリーディングを効率よく勉強する方法
ここからは、実際の家庭学習でどのように取り組めばよいのかを紹介します。
まずは過去問を解いて、現在の実力を確認する
準2級プラスの対策を始めるとき、最初から単語帳を何周もするのではなく、まず一度、過去問を解いてみることをおすすめします。
英検公式サイトでは、準2級プラスの過去問や問題冊子、解答などが公開されています。2026年度第1回を含む過去問も掲載されています。
最初は点数だけを見るのではなく、
- 大問1でどれくらい取れたか
- 大問2でどこまで読めたか
- 大問3で時間が足りたか
- 知らない単語がどのくらいあったか
- 長文を読むのにどれくらい時間がかかったか
を確認しましょう。
例えば、大問1はできるけれど、大問2・3で時間が足りないのであれば、単語だけではなく長文を読む練習が必要です。
逆に、大問1から知らない単語が多いのであれば、まず語彙を増やすことを優先したほうがよいでしょう。
このように、最初に現在地を確認すると、必要な勉強が見えやすくなります。
単語・熟語を固める
過去問を解いたら、次に語彙の弱点を確認します。
単語帳を使う場合も、ただ何周もするだけではなく、
「見たら意味がわかる」
だけでなく、
「英文の中で出てきたときに意味がわかる」
ところまで確認しましょう。
特に、
- 動詞
- 形容詞
- 名詞
- 熟語
- 接続表現
など、文章の意味を左右する語句を意識して覚えることが大切です。
短文問題で、覚えた単語を確認する
単語を覚えたら、実際の問題で使えるか確認します。
例えば、
単語を覚える
↓
短文の空所補充を解く
↓
間違えた問題を確認する
↓
もう一度その単語を覚える
という流れです。
単語帳と問題演習を行ったり来たりすることで、単なる暗記から、問題を解くための語彙力に変えていきます。

長文の語句空所問題に慣れる
大問2では、単語の意味だけでなく、文章の流れを読む力が必要です。
まずは空所の前後を読み、
「ここでは何が言いたいのか?」
を考えます。
そのうえで、段落全体を読んで選択肢を比較します。
特に、
- 逆接
- 理由
- 結果
- 追加
- 具体例
- 順序
を表す表現には注目しましょう。
「Howeverだから逆の内容が来る」
「For exampleだから具体例が続く」
というように、文章のつながりを意識して読む習慣をつけると、大問2の対策になります。
長文は「設問→本文」の順番も試してみる
大問3の長文では、最初から本文をすべて読んでから設問に取り組む方法だけでなく、先に設問を確認してから本文を読む方法もあります。
設問を先に確認しておくと、「この文章では、この情報を探せばいい」と意識して読むことができます。
ただし、全員に同じ読み方が合うわけではありません。
最初は、
設問を先に読む方法
と
本文を先に読む方法
の両方を試して、どちらが自分のお子さんに合っているか確認してみましょう。
長文を読んだあとは音読も取り入れる
リーディング対策では、音読もおすすめです。
ただ長文を何度も読むだけではなく、
問題を解く
↓
英文の意味を確認する
↓
わからなかった単語・表現を確認する
↓
英文を音読する
という流れで取り組みます。
意味がわからないまま音読するのではなく、内容を理解した英文を音読することがポイントです。
音読を続けることで、英文を日本語に一文ずつ置き換えながら読むのではなく、英語の語順のまま理解する感覚を身につける練習にもなります。
また、リーディングで音読した英文は、そのままリスニングの学習にもつながります。

過去問で「解ける」だけでなく「時間内に解ける」を確認する
準2級プラスの一次試験では、リーディングとライティングを合わせて85分です。
そのため、リーディングだけを時間無制限で解けても、本番で十分とは限りません。
特に準2級プラスでは、ライティングに英文要約と英作文があります。
そのため、
リーディングに時間をかけすぎて、ライティングを書く時間がなくなった
ということは避けたいところです。
まずは正確に解けるようにする。
その後、
「時間内に解く」
練習へ移していきましょう。
最初から無理にスピードを上げるのではなく、
正確さ → 読むスピード → 時間配分
の順番で身につけていくとよいでしょう。
英検対策アプリで準2級プラスのリーディングを反復する
過去問で現在の実力や弱点を確認したら、次は似た形式の問題を繰り返し解く練習を取り入れていきましょう。
過去問は、本番の形式や現在の実力を確認するために非常に重要です。
一方で、過去問だけを何度も解いていると、問題そのものを覚えてしまうことがあります。
そこで、
過去問で実力を確認する
↓
弱点を見つける
↓
類似問題で反復する
↓
もう一度過去問で確認する
という使い分けがおすすめです。
英検対策アプリ「AiKen」では、準2級プラスを含む各級の英検対策に取り組めます。
リーディングでは、本番に近い形式の類似問題を繰り返し解きながら、単語や語句を実際の問題の中で確認することができます。
例えば、
問題を解く
↓
答え合わせをする
↓
間違えた問題を確認する
↓
わからなかった単語・表現を復習する
↓
別の問題でもう一度確認する
という学習を続けられます。
単語帳で覚えた語彙を問題の中で確認し、さらに長文で実際に使われているところを見ることで、「覚える→使う→確認する」という学習サイクルを作りやすくなります。
よくある質問|英検準2級プラスのリーディング対策
まとめ|準2級プラスのリーディングは、2級を見据えて対策しよう
英検準2級プラスのリーディングは、
- 短文の語句空所補充:17問
- 長文の語句空所補充:6問
- 長文の内容一致選択:8問
の合計31問です。
準2級プラスでは、単語を覚えるだけでなく、文章の中で語句の意味を判断し、長文の流れをつかむ力が重要になります。
対策するときは、
① まず過去問で現在の実力を確認する
↓
② 単語・熟語などの弱点を確認する
↓
③ 短文問題で覚えた語彙を確認する
↓
④ 長文の語句空所・内容一致に慣れる
↓
⑤ 長文を音読して英文に慣れる
↓
⑥ 類似問題で反復する
↓
⑦ もう一度過去問で実力を確認する
という流れがおすすめです。
そして、準2級プラスは2級に向けたステップでもあります。
今の試験に合格するためだけではなく、語彙力・読解力を少しずつ伸ばしておくことで、次の2級対策にもつながります。
英検対策アプリ「AiKen」でリーディングを繰り返し練習
英検対策を進める中で、
「単語帳だけでは、本当に覚えたのかわからない」
「過去問をやったけれど、もっと問題を解かせたい」
という場合には、英検対策アプリを活用する方法もあります。
AiKen(アイケン)では、5級から1級まで、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをまとめて対策できます。
まずは過去問で現在の実力を確認し、苦手なところを見つけてから、アプリで類似問題を繰り返す。
このように、「確認」と「反復」を分けて使うことで、家庭でも英検対策を続けやすくなります。
今なら月額980円(定価1,480円)で利用できます。キャンペーンは2026年12月31日までです。







