英検準1級のレベルと勉強法|対策のポイントとおすすめ英検対策アプリ

英検準1級は、英検の中でも難易度の高い級の一つです。
「大学中級程度」とされ、社会生活で求められる英語を十分に理解し、使える力が求められます。
そのため、
「2級までは取れたけれど、準1級は急に難しく感じる」
「単語が難しくて、長文が読めない」
「要約や英作文は、どう対策すればいい?」
「リスニングや面接まで、どこから勉強すればいいのかわからない」
と、お子さんの準1級対策に悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。
準1級では、2級までの学習に加えて、社会性の高いテーマについて、英語を読んで理解し、自分の考えを英語で表現する力がより強く求められます。
特に、
- 準1級レベルの語彙
- 長文の内容を正確に読み取る力
- 英文を読んで要点をまとめる力
- 社会的なテーマについて英語で意見を書く力
- 1回の放送で内容を理解するリスニング力
- 4コマの展開を英語で説明するスピーキング力
など、複数の力をバランスよく伸ばすことが重要です。
この記事では、英検準1級のレベル・試験内容・2級との違い・技能別の勉強法・おすすめ教材・英検対策アプリの活用方法まで、まとめて解説します。
英検準1級のレベル
英検準1級はどのくらいのレベル?
英検準1級は、英検公式では大学中級程度とされています。
社会生活で求められる英語を十分に理解し、使用できることが求められる級です。
英検公式の目安では、
| 級 | 推奨目安 |
|---|---|
| 2級 | 高校卒業程度 |
| 準1級 | 大学中級程度 |
| 1級 | 大学上級程度 |
とされています。
つまり、2級から準1級に進むと、単純に「単語や文法が少し難しくなる」というだけではありません。
扱われるテーマや英文の内容が、より社会的・抽象的になります。
英検公式では、準1級の主な話題として、
- 社会生活一般
- 芸術・文化
- 歴史
- 教育
- 科学
- 自然・環境
- 医療
- テクノロジー
- ビジネス
- 政治
などが挙げられています。
そのため、準1級を目指す場合は、単語だけを覚えるのではなく、さまざまなテーマについて英語を理解する練習も必要になります。
2級と準1級の違いは?
準1級の難しさを理解するためには、2級との違いを知っておくとわかりやすいでしょう。
大きな違いの一つが、英文の内容がより社会的・抽象的になることです。
2級では、日常生活や社会生活に関する比較的身近なテーマが中心ですが、準1級では、科学・医療・環境・政治・ビジネスなど、より幅広いテーマが登場します。
また、2024年度の問題形式リニューアル以降、準1級ではライティングに英文要約が加わっています。
つまり、
英文を読む
↓
内容を理解する
↓
重要な情報を整理する
↓
英語で簡潔にまとめる
という力も必要になりました。
さらに、二次試験では4コマのイラストを使ったナレーションに加え、社会性のあるテーマについて自分の意見を答える問題も出題されます。

英検準1級の試験内容
英検準1級は、一次試験と二次試験に分かれています。
一次試験
一次試験では、
- リーディング
- ライティング
- リスニング
の3技能を測定します。
試験時間は、リーディング・ライティング90分、リスニング約30分です。
| 技能 | 出題内容 | 問題数・時間 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 18問 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 7問 |
| ライティング | 英文要約 | 1題 |
| ライティング | 英作文 | 1題 |
| リスニング | 会話の内容一致 | 12問 |
| リスニング | 文の内容一致 | 12問 |
| リスニング | Real-Life形式 | 5問 |
リーディングは合計31問です。
リスニングは、いずれのパートも放送1回で答える形式です。
二次試験
二次試験は、英語での面接約8分です。
主な内容は、
- 簡単な自由会話
- 4コマイラストのナレーション
- イラストに関連した質問
- カードのトピックに関する意見
- 社会性のある内容についての意見
などです。
準1級では、単に英語を話せるだけでなく、社会的なテーマについて、自分の考えを理由とともに伝える力が求められます。
英検準1級で特に難しくなるポイント
準1級の対策では、すべてを一度に完璧にしようとする必要はありません。
まずは、どこが難しくなるのかを知っておきましょう。
1. 単語の難度が上がる
準1級で最初に壁になりやすいのが語彙です。
リーディングの大問1では18問の語句空所補充が出題されるため、準1級レベルの単語・熟語・語法を身につけることが重要です。
ただし、単語を日本語訳だけで覚えても、長文で使われたときに意味がわからなくなることがあります。
そのため、
単語を覚える
↓
単語テストで確認する
↓
英文の中で使われ方を見る
という流れを作ることが大切です。

2. 長文が一気に難しくなる
準1級では、説明文や評論文など、まとまった英文を読む必要があります。
知らない単語が1つ出てきたからといって、そこで止まってしまうのではなく、
- 前後の文
- 接続詞
- 段落の流れ
- 文章全体のテーマ
などから内容を推測する力も必要です。
3. 「読む」だけでなく「まとめる」力が必要
準1級では英文要約があるため、文章を理解するだけでは十分ではありません。
何が重要なのかを判断し、それを短い英語でまとめる力が必要です。
これは、これまでの英検対策とは少し違うポイントです。
4. 自分の意見を英語で説明する必要がある
英作文や面接では、社会的なテーマについて自分の考えを伝える必要があります。
「賛成です」「反対です」と答えるだけではなく、
なぜそう考えるのか
を英語で説明することが重要です。
英検準1級の勉強法
準1級は、単語だけ、過去問だけ、といった一つの方法だけではなく、4技能を分けて対策しながら、最後に本番形式で確認することが大切です。
おすすめの流れは、
① 過去問で現在の実力を確認する
↓
② 弱点を見つける
↓
③ 単語・長文・ライティングなどを重点的に練習する
↓
④ 類似問題で反復する
↓
⑤ もう一度過去問で確認する
という流れです。
1. 語彙・リーディングの勉強法
まずは準1級レベルの単語・熟語を増やしましょう。
単語帳を使う場合は、毎日少しずつでも継続することが大切です。
ただし、
「見たことがある」=「覚えている」
とは限りません。
単語を見て意味を思い出せるか、定期的にテストして確認しましょう。
さらに、覚えた単語をリーディング問題の中で確認します。
おすすめの学習サイクル
単語を覚える
↓
単語テストをする
↓
リーディング問題を解く
↓
間違えた問題を確認する
↓
知らなかった単語を復習する
↓
類似問題でもう一度解く
この繰り返しによって、単語を「知っている」状態から、英文を読むために使える状態へ近づけていきます。
2. 英文要約の勉強法
英文要約では、文章のすべてをそのまま書き直すのではなく、重要な内容を見つけて簡潔にまとめることがポイントです。
まずは英文を読み、
- 筆者が何を伝えたいのか
- 重要な主張は何か
- 具体例は何か
- 対比や問題点はどこか
を整理します。
そのうえで、重要な内容を残しながら、自分の言葉で短くまとめる練習をしましょう。
最初から完璧な要約を書こうとするより、
英文を読む → 要点を探す → 短くまとめる → 添削する
という流れを繰り返すことが大切です。
3. 英作文の勉強法
準1級の英作文では、指定されたトピックについて自分の意見を英語で論述します。
練習するときは、毎回ゼロから文章を考えるのではなく、ある程度自分なりの構成を決めておくと取り組みやすくなります。
例えば、
主張
↓
理由1
↓
理由2
↓
反対の立場にも触れる
↓
自分の考えをまとめる
というように、論理の流れを意識します。
また、
- 教育
- 環境
- テクノロジー
- 働き方
- 医療
- 社会問題
など、準1級で扱われやすいテーマについて普段から考える習慣をつけておくと、英作文や面接にもつながります。
4. リスニングの勉強法
準1級のリスニングは、会話、説明文などに加えて、Real-Life形式も出題されます。
また、いずれも放送は1回です。
そのため、「何度も聞けばわかる」という状態ではなく、1回で必要な情報を聞き取る練習が重要です。
おすすめは、
選択肢を先に確認する
↓
何を聞き取る必要があるか意識する
↓
1回で聞く
↓
答え合わせをする
↓
スクリプトで確認する
↓
音読・シャドーイングする
という流れです。
特に、聞き取れなかった部分をそのままにしないことが大切です。
5. 面接・スピーキングの勉強法
準1級の二次試験では、4コマイラストを使ったナレーションが出題されます。
準備時間は1分、ナレーションは2分です。
そのため、普段から4コマを見て、
「何が起きたのか」
「なぜそうなったのか」
「その後どうなったのか」
を英語で説明する練習をしておくとよいでしょう。
例えば、
First → One day → However → As a result → Finally
のように、話の流れをつなぐ表現を使う練習もおすすめです。
また、面接では社会性の高いテーマについて意見を求められるため、
「自分はどう考えるか」
「その理由は何か」
を英語で答える練習も必要です。
英検公式では、二次試験の流れを確認できる「バーチャル二次試験」も公開されています。
過去問はいつ使う?
準1級対策では、過去問を最後だけに使う必要はありません。
むしろ、最初に一度解いてみることで、現在の実力を確認できます。
例えば、
- 単語問題で知らない語が多い
- 長文を読むのに時間がかかる
- 要約に時間がかかる
- 英作文の構成が作れない
- リスニングで情報を聞き逃す
- 面接で英語がすぐに出てこない
など、自分の課題を確認できます。
その後、
過去問で弱点を確認する
↓
弱点を重点的に練習する
↓
類似問題で反復する
↓
もう一度過去問で確認する
という使い方がおすすめです。
過去問を何度も繰り返して答えを覚えるだけではなく、別の問題でも同じ力を使えるかを確認することが重要です。

英検準1級の勉強におすすめの教材
準1級の学習では、目的に合わせて教材を使い分けると効率的です。
| 教材 | 主な目的 |
|---|---|
| 単語帳 | 準1級レベルの語彙を増やす |
| 教本 | 試験全体の形式を理解する |
| 過去問題集 | 本番形式・時間配分を確認する |
| 英作文・要約教材 | 書く力を伸ばす |
| リスニング教材 | 1回で聞き取る練習 |
| 英検対策アプリ | 単語・問題演習を繰り返す |
ポイントは、一つの教材ですべてを完璧にしようとしないことです。
単語帳で語彙を増やし、過去問で実力を確認し、足りない部分を問題演習で補っていくと、学習を進めやすくなります。

英検対策アプリ「AiKen」で準1級を反復練習
準1級の学習では、
覚える
だけでなく、
覚えたか確認する
ことも重要です。
例えば、単語帳で勉強していると、
「この単語、見たことはあるけれど、本当に覚えているのかな?」
と感じることがあります。
そんなときは、英検対策アプリを使って実際に問題を解いてみる方法があります。
英検対策アプリ「AiKen」では、5級から1級まで、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをまとめて対策できます。
準1級対策でも、
単語を覚える
↓
単語テストで確認する
↓
リーディング問題を解く
↓
間違えた問題を確認する
↓
苦手な単語・表現を復習する
↓
類似問題でもう一度練習する
という学習サイクルを作ることができます。
特に、過去問は「本番形式や現在の実力を確認するため」に使い、日々の反復には類似問題を使う、というように役割を分けると効率的です。
準1級対策は、4技能を一つずつ伸ばしていく
準1級では、リーディングだけを勉強すればよいわけではありません。
一次試験には、
- リーディング
- ライティング
- リスニング
があり、その先には二次試験のスピーキングがあります。
そのため、
「今日は単語」
「明日はリーディング」
「週末は英作文」
というように、学習を分散させる方法もあります。
一方で、毎日の学習時間が限られている場合は、複数の技能を一つの場所で学べる環境を作っておくと、継続しやすくなります。
例えば、
単語を覚える
↓
リーディング問題で使われ方を見る
↓
リスニングで音を確認する
↓
ライティングで英語を使う
というように、同じ英語を複数の技能で繰り返し使うこともできます。
よくある質問|英検準1級のレベルと勉強法
まとめ|英検準1級は「覚える」から「使える」へ
英検準1級は、英検公式で大学中級程度とされる級です。
一次試験ではリーディング・ライティング・リスニング、二次試験ではスピーキングが行われ、幅広いテーマについて英語を理解し、使う力が求められます。
準1級対策では、
- 準1級レベルの単語を覚える
- 単語テストで覚えたか確認する
- 長文を読んで語彙を実際の英文で使う
- 英文要約の練習をする
- 英作文で自分の意見を英語で書く
- リスニングを1回で聞き取る練習をする
- 4コマナレーションと意見問題を練習する
- 過去問で本番形式と時間配分を確認する
- 類似問題で繰り返し練習する
という流れで学習していくことが大切です。
特に意識したいのは、
「覚える → 確認する → 問題で使う → 間違える → 復習する → もう一度解く」
という反復です。
準1級は、単語帳を眺めているだけでも、過去問を解くだけでも十分とはいえません。
覚えた英語を実際の問題で使い、苦手な部分を見つけ、もう一度練習する。
このサイクルを少しずつ積み重ねていくことが、合格に近づくためのポイントです。
英検対策アプリ「AiKen」で準1級の学習を続ける
準1級の対策では、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングと、取り組む内容が多くなります。
「単語帳だけでは、覚えたかどうかわからない」
「過去問を解いたけれど、もっと問題演習を増やしたい」
という場合には、英検対策アプリを活用する方法もあります。
AiKenなら、5級から1級まで、英検の単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングを一つのアプリで対策できます。
まずは過去問で現在の実力を確認し、苦手な部分を見つける。
そのうえで、日々の反復学習にAiKenを活用する。
こうした使い分けで、準1級合格に向けた学習を続けていきましょう。
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