英検準1級リーディングの勉強法|対策のコツとおすすめ英検対策アプリ

大学受験を見据えて、英検準1級の取得を目指しているご家庭も多いのではないでしょうか。
総合型選抜などでは、英検をはじめとする英語資格を出願時の評価に活用できる大学もあります。
せっかく準1級を目指すのであれば、できるだけ確実に合格につなげたいと考えるのは当然です。
お子さんの学習を支えるために、単語帳や過去問題集を選んだり、塾やオンライン教材を利用したりと、家庭によってさまざまな方法で準備を進めているかと思います。
その中でも、リーディングは、必要な勉強がいくつもあり、「どれを優先すればいいのか」を考えながら進める必要があります。
単語を覚えればいいのか、長文をたくさん読めばいいのか、過去問を繰り返せばいいのか。
実際には、どれか一つだけではなく、単語力を土台にして、問題演習を繰り返すことが大切です。
英検準1級のリーディングでは、短文の語句空所補充、長文の語句空所補充、長文の内容一致選択の3つの形式が出題されます。
特に大問1では、準1級レベルの語彙・語法が18問出題されます。
つまり、単語力は大問1だけでなく、長文を読み進めるうえでも重要な土台になります。
この記事では、英検準1級リーディングの出題形式から、大問別の解き方、単語・長文・過去問を使った勉強法まで詳しく解説します。
また、覚えた単語をテストして確認し、リーディングの類似問題を繰り返し練習できる英検対策アプリについても紹介します。
英検準1級リーディングの出題形式
英検準1級のリーディングは、31問で構成されています。
大きく分けると、次の3つの大問があります。
| 大問 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|
| 大問1 | 短文の語句空所補充 | 18問 |
| 大問2 | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| 大問3 | 長文の内容一致選択 | 7問 |
2024年度からリーディングの問題数が変更され、以前の41問から31問になりました。
一次試験では、リーディングとライティングを合わせて90分です。
そのため、リーディングだけで90分使えるわけではありません。
リーディングを解きながら、ライティングの英文要約と英作文を書く時間も確保する必要があります。
まずは過去問を使って、それぞれの大問にどのくらい時間がかかるのかを確認しておくとよいでしょう。
大問1:短文の語句空所補充
短文や会話文の空所に入る語句を、4つの選択肢から選ぶ問題です。
準1級レベルの単語や熟語、語法などの知識が問われます。
18問あるため、リーディングの中でも語彙力が得点に直結しやすい大問です。
出題される話題は、社会生活一般のほか、教育、科学、医療、テクノロジー、ビジネス、文化、歴史など幅広い分野に及びます。
単語帳で覚えた言葉が、そのまま問題の中に出てくることもあれば、文脈の中で意味を判断しなければならないこともあります。
そのため、単語は日本語の意味だけを丸暗記するのではなく、例文や実際の英文の中でどのように使われるのかも確認しておくとよいでしょう。
大問2:長文の語句空所補充
説明文や評論文などの長文を読み、空所に入る語句を選ぶ問題です。
大問1と同じように語彙の知識も必要ですが、それだけでは解けません。
文章全体の流れを理解する力が求められます。
たとえば、
- 逆接
- 原因と結果
- 具体例
- 対比
- 言い換え
など、文章の論理関係を読み取る必要があります。
However、Therefore、For example、In contrastなどのディスコースマーカーも、文章の流れを理解する手がかりになります。
大問3:長文の内容一致選択
長文を読み、内容に関する質問に答える問題です。
大問2よりもまとまった英文を読む必要があり、英文を正確に読みながら、時間内に処理する力が求められます。
題材も政治、ビジネス、科学、医療、教育、歴史など幅広いため、普段からさまざまなテーマの英文に触れておくと安心です。
ここでも単語力は重要です。
知らない単語が一つあるだけなら文脈から推測できることもありますが、知らない単語が文章中に何度も出てくると、内容そのものを理解しにくくなります。
つまり、準1級のリーディングでは、大問1〜3すべてに単語力が関係していると考えておきましょう。
準1級リーディング対策で、まず身につけたいのは単語力
準1級のリーディング対策を始めるなら、まず取り組みたいのが語彙力の強化です。
「長文が苦手だから、長文問題をたくさん解こう」と考える方もいるかもしれません。
もちろん長文演習も大切です。
ただし、長文を読むための単語が不足している状態では、問題をたくさん解いても、なかなか効率よく読めるようになりません。
たとえば、英文の文法構造は理解できていても、重要な単語の意味がわからなければ、
「結局、この文章は何を言っているの?」
となってしまいます。
だからこそ、
単語を覚える
→ 長文を読む
→ 問題を解く
という順番を意識してみましょう。
単語は「覚えたつもり」に注意
単語学習で気をつけたいのが、「見たらわかる」と「自分で思い出せる」は違うということです。
単語帳を眺めていると、
「この単語、見たことがある」
「たぶんこの意味だった」
という状態になりやすいものです。
しかし、実際の試験では、選択肢を見た瞬間に意味を判断したり、長文の中で単語の意味を推測したりする必要があります。
そこで、単語は覚えるだけでなく、定期的にテストして、思い出せるかを確認することが大切です。
間違えた単語は、そのままにせず、もう一度覚え直しましょう。
一度で完璧に覚えるのではなく、忘れた頃にもう一度出会う。
こうした反復を続けることが、語彙力を定着させるポイントです。


大問別の解き方・対策のコツ
単語力を身につけたら、次はそれぞれの大問でどのように読むかを練習していきます。
大問1(短文の語句空所補充)の解き方
大問1では、まず英文全体を読んで、どのような内容なのかを把握することから始めます。
空所だけを見て答えを決めるのではなく、前後の文脈を確認しましょう。
選択肢を見て、
- 文脈に合わない
- 品詞が合わない
- 意味が合わない
- 熟語として成立しない
といったものを消去していきます。
特に準1級では、選択肢の単語自体が難しいこともあります。
知らない単語が出てきても、すぐに止まらず、文全体から判断できないかを考えてみましょう。
また、大問1は18問あるため、1問に時間をかけすぎないことも重要です。
どうしてもわからない問題は一度飛ばし、他の問題を先に解くという判断も必要です。
大問2(長文の語句空所補充)の解き方
大問2では、空所の前後だけを見るのではなく、文章全体の流れを意識して読むことが大切です。
特に注目したいのが、文章の論理関係です。
たとえば、
However
→ 前の内容と反対・対立する内容
Therefore
→ 前の内容を受けた結果・結論
For example
→ 直前の内容を具体的に説明する例
In contrast
→ 別のものと比較・対比する
というように、つなぎ言葉が文章の流れを教えてくれます。
空所に入る選択肢を考えるときも、
「この単語を知っているからこれ」
ではなく、
「この段落の流れなら、どんな意味の言葉が必要なのか」
と考えるようにしましょう。
大問3(長文の内容一致)の解き方
大問3では、設問を先に読む方法が役立ちます。
先に質問を確認しておくと、
「この文章を読むとき、何に注目すればいいのか」
がわかりやすくなります。
たとえば、
- Why did …?
- What did …?
- What is one reason …?
- According to the passage, …
など、質問の内容を確認してから本文を読みます。
そして、本文の中で設問に関係する部分を見つけたら、その前後を読んで根拠を確認してから選択肢を選ぶようにしましょう。
大切なのは、なんとなく「これっぽい」と選ぶのではなく、
本文のどこが、この答えの根拠なのか?
を確認することです。
準1級リーディングの勉強法
ここまでの内容を踏まえると、準1級のリーディング対策は、次のように進めると取り組みやすくなります。
単語を覚える
→ 単語テストで確認する
→ リーディング問題を解く
→ 間違えた原因を確認する
→ 間違えた単語を復習する
→ 類似問題でもう一度練習する
このサイクルを繰り返していきましょう。
1. 準1級レベルの単語・語法を固める
まずは準1級向けの単語帳などを使って、必要な語彙を増やしていきます。
一度に大量の単語を覚えようとするよりも、毎日少しずつでも継続することが大切です。
また、単語は一度覚えたら終わりではありません。
数日後、数週間後に忘れてしまうこともあるため、繰り返し確認する仕組みを作りましょう。
「覚えている単語」だけを何度も見るのではなく、「まだ覚えられていない単語」に時間を使うことも重要です。

2. 単語をテストして「本当に覚えているか」を確認する
単語学習では、インプットだけでなく、アウトプットの確認も取り入れましょう。
単語を見て意味を思い出すテストを行い、間違えた単語をもう一度復習します。
特に、間違えた単語が繰り返し出題される仕組みがあると、苦手な単語を重点的に復習しやすくなります。
単語帳を最初から最後まで何度も眺めるより、
「自分がまだ覚えられていない単語はどれなのか」
を把握して、そこを重点的に学習するほうが効率的です。
3. リーディング問題で、覚えた単語を実際に使う
単語を覚えたら、実際の英文の中でその単語に出会うことも大切です。
単語帳では意味がわかったのに、長文の中に出てくると意味がわからない。
そんな経験は珍しくありません。
実際の問題では、単語が文脈の中で使われています。
そのため、
単語を覚える → 問題で使われ方を見る
という学習を繰り返すことで、単語を「知っている」状態から「英文を読むために使える」状態へ近づけていきます。
4. 過去問で本番の形式と時間配分を確認する
ここで、英検公式の過去問や市販の過去問題集を活用します。
まずは本番と同じように問題を解いてみましょう。
確認したいのは、単純な点数だけではありません。
- 大問1で時間がかかる
- 大問2の空所問題が苦手
- 大問3の長文を最後まで読み切れない
- 単語問題で知らない言葉が多い
- ライティングに時間を残せない
など、自分の課題を見つけていきます。
準1級ではリーディングとライティングを合わせて90分なので、リーディングだけで時間を使い切らないことも重要です。
過去問を何度か解きながら、自分に合った時間配分を作っていきましょう。

過去問を解いたら、類似問題でさらに反復しよう
準1級のリーディング対策では、まず過去問に取り組むことが大切です。
英検公式サイトの過去問や市販の過去問題集を使えば、本番と同じ形式で、自分がどこでつまずいているのかを確認できます。
ただ、過去問には一つの特徴があります。
何度も繰り返して解いてしまうと、「問題を覚えてしまう」ことがあるということです。
たとえば、以前間違えた問題をもう一度解いて正解できても、
「リーディングの力が伸びたから正解できた」のか、
「前に見た答えを覚えていたから正解できた」のか、
判断しにくくなります。
そこで役立つのが、過去問と同じ形式・難度の類似問題を使った反復練習です。
過去問で、
- 大問1の語彙問題で間違いが多かった
- 大問2の文章の流れをつかむのが苦手だった
- 大問3で時間が足りなかった
といった弱点を見つけたら、その形式の問題をさらに解いてみましょう。
一度解いて終わりではなく、同じ形式の問題を何度も解く。
この繰り返しによって、問題の解き方そのものにも慣れていきます。
「わかった」より「解ける」を増やす
リーディングの勉強では、解説を読んで「なるほど」と思うことも大切です。
ただ、それだけでは本番で同じ問題を解けるとは限りません。
たとえば大問2で、
「Howeverがあるから、ここは逆の内容になるんだな」
と理解したとしても、別の文章で同じ判断ができなければ、まだ十分に身についているとはいえません。
だからこそ、同じ形式の問題を少しずつ変えながら繰り返すことが重要です。
大問1なら語彙問題を、大問2なら長文の空所補充を、大問3なら内容一致問題を。
それぞれの形式に慣れることで、問題を見たときに「何に注目すればいいか」がわかるようになっていきます。

英検対策アプリなら、単語とリーディングをまとめて反復
ここまで見てきたように、準1級のリーディングでは、単語を覚えるだけでも、過去問を解くだけでも十分ではありません。
- 単語を覚えて、テストで確認する
- 問題を解いて、間違いを確認する
- 苦手なところを復習して、もう一度類似問題に取り組む
こうした学習を継続することが大切です。
とはいえ、毎日の学習でこれをすべて自分で管理するのは、意外と大変です。
「今日はどの単語を復習する?」
「次はどの問題を解く?」
「前に間違えた問題はどれだっけ?」
と考えているうちに、勉強そのものより学習管理に時間がかかってしまうこともあります。
そこで、英検対策アプリを活用する方法があります。
AiKenなら、単語テストとリーディング演習を繰り返せる
AiKenでは、準1級のリーディング対策として、本番に近い形式の類似問題を繰り返し練習できます。
さらに、リーディングだけでなく、準1級レベルの単語テストにも取り組めます。
単語テストでは、間違えた単語が出やすくなるため、覚えられていない単語を中心に復習しやすくなっています。
つまり、
単語を覚える
→ 単語テストで確認する
→ リーディング問題を解く
→ 間違いを確認する
→ 苦手な単語を復習する
→ 類似問題でもう一度解く
というサイクルを回しやすくなります。
過去問は、本番の形式や現在の実力を確認するために活用する。
そして、日々の反復練習には、類似問題をたくさん解ける環境を用意する。
このように役割を分けると、過去問を何度も解いて答えを覚えてしまうことを避けながら、実戦的な練習量を増やせます。
リーディングだけでなく、英検対策を一つのアプリで
準1級を目指す場合、リーディングだけを勉強すればよいわけではありません。
一次試験にはリーディング・ライティング・リスニングがあり、その先には二次試験のスピーキングもあります。
そのため、単語は単語、リーディングは問題集、ライティングは添削サービス……と教材を増やしていくと、家庭での学習管理が複雑になりやすいという面もあります。
AiKenでは、5級から1級まで、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングを一つのアプリで対策できます。
- リーディングの勉強をしながら、単語を復習する。
- ライティングにも取り組む。
- リスニングの練習も少しずつ続ける。
というように、英検対策を一つの場所で続けやすいことも特徴です。
「教材を増やす」より、「毎日少しずつでも続けられる環境をつくる」。
準1級のように複数の技能をバランスよく伸ばす必要がある試験では、こうした学習環境も大切になります。
まとめ
英検準1級のリーディングは、短文の語句空所補充18問、長文の語句空所補充6問、長文の内容一致選択7問の3形式・31問です。
対策の土台になるのは、準1級レベルの単語力です。
ただし、単語を覚えるだけでは十分ではありません。
単語をテストで確認し、実際のリーディング問題で使われ方を確認し、間違えた問題を復習して、類似問題でもう一度練習する。
「覚える→解く→復習する→もう一度解く」という反復を続けることが、リーディング力を伸ばすポイントです。
過去問は、本番形式や自分の弱点を確認するために活用しましょう。
そのうえで、類似問題を使って練習量を増やしていくと、さまざまな問題に対応する力を身につけやすくなります。
英検対策アプリ「AiKen」なら、単語テストとリーディングの類似問題を一つのアプリで繰り返し練習できます。
単語テストでは間違えた単語が出やすくなるため、苦手な語彙を重点的に復習できます。
準1級のリーディング対策を、毎日の学習習慣に取り入れたい方は、ぜひ活用してみてください。
AiKenで英検対策をはじめる
AiKenは、5級から1級まで、英検の単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングを一つのアプリで対策できます。
まずは過去問で現在の実力を確認し、苦手な技能や問題形式を見つけてみましょう。
そのうえで、毎日の反復学習にAiKenを活用するのがおすすめです。
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