英検準2級の一次試験では、リーディングとライティングがあわせて80分、そのあとにリスニング(約25分)があります。
リーディングとライティングは時間が区切られていないため、自分で時間を配分する必要があります。
3級との違いは、長文の語句空所補充(2問)が加わることです。長文の中の空所に、文脈に合う語句を入れる形式で、つなぎ言葉(However, Therefore など)や文脈に合う語が問われます。
ここでは、準2級のリーディングにしぼり、出題形式と大問別の解き方・勉強法を、わかりやすくまとめました。
対策の参考にしてください。
準2級リーディングの形式
リーディングは29問で、次の4つの大問で構成されています(2024年度より短文空所が5問削減され、計29問)。
80分のうちリーディングに約35~40分、ライティング(Eメール・英作文)に約35~40分をあてるという時間配分の目安がよく使われます。
詳しい出題形式は、英検公式サイトの「準2級の試験内容」で確認できます。
大問1:短文の語句空所補充(15問)
短い英文の( )に、文脈に合う語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
単語・熟語・文法が問われ、高校中級程度の範囲が中心です。3級と同様の形式です。
大問2:会話文の空所補充(5問)
会話文の( )に、適切な文や語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
会話の流れに合う応答や、依頼・提案・断りなどの定型表現が問われます。
大問3:長文の語句空所補充(2問)
準2級で初めて出題される形式です。
物語文・説明文の長文の中の空所に、文脈に合う語句を4つの選択肢から選びます。
つなぎ言葉(ディスコースマーカー)(However, Therefore, For example, First など)や、文脈に合う動詞・名詞が問われることが多いです。
3級にはない形式なので、過去問で形式に慣れておくことが大切です。
大問4:長文の内容一致選択(7問)
Eメール・説明文を読んで、内容に関する質問に答えます。
3級の長文と同系統ですが、パッセージがやや長く、日常生活の話題について概要・要点を押さえる力が問われます。
大問別の解き方・コツ
大問1(語句空所補充)の解き方
まず英文を読んで、大意をつかむようにしましょう。
選択肢のうち「文脈に明らかに合わない」ものを消去し、残りから選びます。
1問に時間をかけすぎず、約8~10分で解くという目安を参考にしてください。
80分のうちライティングに十分な時間を残すため、リーディングで悩みすぎないことが大切です。
大問2(会話文)の解き方
直前の発話に自然につながる返答を探すように読むと、正解を選びやすくなります。
会話を最初から最後まで読んで流れを把握し、会話に繋がらない選択肢から消去していきます。
目安は約3分程度です。
大問3(長文の語句空所補充)の解き方
空所の前後だけでなく、文全体・段落の流れを読んでから選びましょう。
つなぎ言葉が問われている場合は、前の文と後ろの文の論理関係(逆接なら However、理由・結果なら Therefore, Because など)を押さえると選びやすくなります。
タイトルに注目して長文全体のテーマを把握してから空所を考えると、文脈に合う語を選びやすくなります。
動詞や名詞を選ぶ問題では、主語と動詞の関係・文の意味を確認してから選びます。
大問4(長文の内容一致)の解き方
設問を先に読んでから本文を読むと、何を探せばよいかがわかり効率的です。
設問で聞かれているキーワードを本文で探し、その前後を読む「拾い読み」が有効です。
段落の冒頭や結論に要点が書かれていることが多いので、そこに注目すると内容を把握しやすくなります。
長文(大問3・4)には合わせて約20~25分をかけるという時間配分の目安もあります。
リーディングの勉強法
単語・文法を固める
大問1で得点するには、語彙と高校中級程度の文法が土台になります。
準2級用の単語帳を複数周し、単語は文脈や例文とセットで覚えると、空所補充で使いやすくなります。
接続詞・不定詞・分詞・関係詞など、準2級で問われる文法範囲を押さえましょう。
会話の定型表現を覚える
大問2では、依頼・提案・断り・同意などの定型表現が出ます。
過去問で出てきた会話表現をノートにまとめて、くり返し復習するとよいです。
長文の語句空所(大問3)に慣れる
大問3はつなぎ言葉(ディスコースマーカー)の意味と使い方を押さえることが重要です。
However(しかし)、Therefore(したがって)、For example(例えば)、First(まず)など、前後の論理関係を表す語を、例文と一緒に覚えましょう。
過去問の長文語句空所をくり返し解き、空所の前後と段落全体の流れを読んで選ぶ練習をすると、本番で対応しやすくなります。
長文の内容一致(大問4)は設問先読み
大問4では、設問を先に読む→キーワードを本文で探す習慣をつけると、時間内に解きやすくなります。
各段落を日本語1文で要約する練習をすると、文章の流れを把握する力がつきます。
Eメール・説明文の構成に、過去問で慣れておきましょう。
過去問で時間配分に慣れる
80分でリーディング+ライティングを解く練習をし、自分なりの時間配分をつかんでおきましょう。
リーディングでわからない問題に時間をかけすぎず、ライティングに十分な時間を残すことが合格につながります。
間違えた問題は、なぜ間違えたかを確認して復習すると力がつきます。
何を使って勉強するか
リーディング対策の教材としては、単語帳(でる順パス単など)と過去問題集が代表的です。
試験の流れを把握したいときは、教本(英検の概要を掴める教材)を1冊用意すると安心です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、実際の英検で出る単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
リーディングの実力チェックや、くり返しの反復トレーニングに使えるので、単語帳・過去問とあわせて活用してみてください。
まとめ
準2級のリーディングは、短文の語句空所補充(15問)・会話文の空所補充(5問)・長文の語句空所補充(2問)・長文の内容一致選択(7問)の4形式です。
3級との違いは長文の語句空所補充(大問3)が加わること。つなぎ言葉や文脈に合う語を、段落の流れを読んで選ぶ力が問われます。
一次試験はリーディングとライティングが合わせて80分なので、時間配分が重要です。
勉強のポイントは、高校中級程度の単語・文法を固めること、会話の定型表現を押さえること、長文の語句空所ではつなぎ言葉と論理関係を意識すること、長文の内容一致は設問先読み・キーワードで読むこと、過去問で80分の時間配分に慣れることです。
大問別の解き方のコツを意識しながら、くり返し練習すれば、合格に近づけます。
準2級のリーディング対策を続けるには、単語の復習と長文・過去問演習を毎日少しずつできると効果的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
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