英検2級のリーディング対策|出題形式・勉強法とおすすめ英検対策アプリ

「英検2級の長文になると急に読めなくなった」
「単語は覚えているはずなのに、問題になると正解できない」
「2級対策をさせたいけれど、家庭で何をすればいいのかわからない」
このように感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
英検2級は高校卒業程度が目安とされ、社会生活に必要な英語を理解し、使用できる力が求められる級です。リーディングでは、単語や熟語の知識だけでなく、長文の内容や文章の流れを理解する力も重要になります。
また、2級の一次試験では、リーディングとライティングを合わせて85分で解答します。
リーディングだけに時間を使いすぎると、ライティングに十分な時間を残せなくなるため、正確に解く力と同時に、時間内に解く力も身につけておきたいところです。
この記事では、英検2級のリーディングについて、
- 英検2級リーディングの出題形式
- 大問ごとの特徴と解き方
- 2級リーディングで必要な力
- 家庭でできる効率的な勉強法
- 過去問と英検対策アプリの使い分け
- 英検2級対策にアプリを取り入れる方法
まで、保護者の方にもわかりやすく解説します。
英検2級のリーディングは何が難しい?
英検2級のリーディングは、31問で構成されています。
内訳は次のとおりです。
| 大問 | 出題形式 | 問題数 |
|---|---|---|
| 大問1 | 短文の語句空所補充 | 17問 |
| 大問2 | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| 大問3 | 長文の内容一致選択 | 8問 |
| 合計 | 31問 |
英検2級で特に意識したいのは、「単語を知っている」ことと「英文を読める」ことは同じではないという点です。
例えば、
environment=環境
benefit=利益・利点
impact=影響
と単語帳で覚えていても、実際の長文では、その単語が文章の中でどのような意味や役割を持っているのかを判断しなければなりません。
つまり、
単語を覚える
↓
英文の中で意味を理解する
↓
文章全体の流れをつかむ
↓
設問に答える
という力を少しずつ身につけていくことが、英検2級対策では重要です。
特に2級では、学校の英語のテストのように英文を一文ずつ日本語に訳しているだけでは、時間が足りなくなることがあります。
「すべてを完璧に訳す」のではなく、文章全体の内容を理解し、必要な情報を取り出すことを意識していきましょう。
英検2級リーディングの出題形式
まずは、英検2級でどのような問題が出るのかを確認しておきましょう。
大問1:短文の語句空所補充(17問)
大問1は、短文や会話文の空所に入る適切な語句を、4つの選択肢から選ぶ問題です。
17問あり、主に、
- 単語
- 熟語・イディオム
- 語法
- 文脈に合う語句
- 文法
などの知識が問われます。
2級では、高校卒業程度の語彙が中心となるため、単語・熟語の知識が得点に直結しやすい大問です。
ただし、単語を日本語訳だけで覚えていると、似た意味の選択肢が出てきたときに迷ってしまうことがあります。
例えば、
「この単語の意味を知っている」
だけではなく、
「この英文では、この単語が使える」
というところまで理解しておくことが大切です。
そのため、単語帳だけで学習するのではなく、実際の問題の中で覚えた単語がどのように使われるのかを確認することをおすすめします。
大問2:長文の語句空所補充(6問)
大問2では、説明文の長文を読み、空所に入る適切な語句を選びます。
問題数は6問です。
大問1との大きな違いは、空所の前後だけではなく、文章全体の流れを理解する必要があることです。
例えば、
問題が提示される
↓
その原因が説明される
↓
具体例が紹介される
↓
結果や解決策につながる
といった文章の構成を理解しながら、空所に入る語句を判断します。
特に、
- However
- Therefore
- For example
- In addition
- As a result
- In contrast
など、文章の流れを示す表現には慣れておきましょう。
「Howeverなら前後が反対の内容になる」
「For exampleなら具体例が続く」
「Thereforeなら前の内容を受けた結果につながる」
というように、単語の意味だけでなく、文章の中での役割を理解することがポイントです。
大問3:長文の内容一致選択(8問)
大問3では、Eメールや説明文などの長文を読み、本文の内容についての質問に答えます。
問題数は8問です。
ここでは、
- 誰について書かれているのか
- 何が起きたのか
- なぜそうなったのか
- どのような結果になったのか
- 何を伝えようとしているのか
などを読み取ります。
長文を読むときに大切なのは、最初から最後まで一語一句を完璧に日本語に訳そうとしないことです。
設問で聞かれている情報を意識しながら本文を読み、必要な箇所を探していきましょう。
英検2級リーディングで必要な力
では、英検2級のリーディングで得点を伸ばすためには、どのような力が必要なのでしょうか。
まずは語彙力
リーディングの土台になるのは、やはり単語・熟語です。
知らない単語が多いと、長文を読むたびに意味を推測しなければならず、読むスピードも遅くなります。
特に大問1では語彙・語法の知識が直接問われるため、2級レベルの単語を少しずつ増やしていきましょう。
ただし、
「単語を全部完璧に覚えてから長文を始める」
必要はありません。
おすすめなのは、
単語を覚える
↓
問題で使われているところを見る
↓
長文の中で意味を確認する
という学習です。
単語帳で覚えた言葉を実際の英文の中で見つけることで、「知っている単語」が「使える語彙」に変わっていきます。
英文の流れをつかむ力
長文では、一文ずつ日本語に訳していると、文章全体の流れを見失ってしまうことがあります。
そこで、
「この段落では何を説明しているのか?」
を意識して読みましょう。
例えば、
- 問題提起
- 原因
- 具体例
- 対策
- 結果
- 結論
など、段落の役割を大まかに把握します。
すべての英文を完璧に理解できなくても、文章全体の流れがわかれば答えられる問題があります。

必要な情報を探す力
大問3では、本文を最初から最後まで丁寧に読んでから設問を解く方法だけでなく、設問を先に確認してから本文を読む方法もあります。
設問を先に読むと、
「この問題では何を探せばいいのか」
を意識して本文を読むことができます。
例えば設問に人物名が出ていれば、その人物について書かれている箇所を探します。
数字や場所、出来事などが問われている場合も同じです。
ただし、全員に同じ読み方が合うわけではありません。
お子さんが、
「本文を読んでから設問を解くほうが読みやすい」
のであれば、その方法でも問題ありません。
大切なのは、いくつかの読み方を試して、自分に合った方法を見つけることです。
時間内に読み切る力
英検2級の一次試験では、リーディングとライティングを合わせて85分です。
つまり、リーディングだけを時間無制限で解けても、本番で十分とは限りません。
「正解できる」
だけでなく、
「時間内に正解できる」
状態を目指すことが重要です。
最初からスピードだけを意識する必要はありません。
まずは、
正確さ
↓
読むスピード
↓
時間配分
という順番で身につけていきましょう。
英検2級リーディングの勉強法
ここからは、家庭で実際にどのように英検2級対策を進めればよいのかを紹介します。
まずは過去問で現在の実力を確認する
英検2級の対策を始めるとき、いきなり単語帳を何周もするより、まず一度過去問を解いてみることをおすすめします。
過去問を解くことで、
- 大問1で何問正解できたか
- 大問2でどこにつまずいたか
- 大問3で時間が足りたか
- 知らない単語がどのくらいあったか
- 長文を読むのにどのくらい時間がかかったか
などを確認できます。
例えば、
大問1は比較的できるけれど、大問2・3で時間が足りない
のであれば、単語だけではなく長文読解の練習が必要です。
反対に、
大問1から知らない単語が多い
のであれば、まず語彙を増やすことを優先したほうがよいでしょう。
このように、最初に現在地を確認すると、必要な勉強が見えやすくなります。

単語・熟語を固める
過去問を解いたら、次に語彙の弱点を確認します。
単語帳を使う場合も、ただ何周もするだけではなく、
「見たら意味がわかる」
だけではなく、
「英文の中で出てきたときに意味がわかる」
状態を目指しましょう。
特に、
- 動詞
- 名詞
- 形容詞
- 熟語
- 接続表現
など、文章の意味を左右する語句を意識して覚えることが大切です。
また、間違えた問題に出てきた単語は、そのままにしないようにしましょう。
問題で間違える
↓
知らなかった単語を確認する
↓
単語を覚える
↓
別の問題で確認する
という流れを作ると、知識が定着しやすくなります。
短文問題で覚えた語彙を確認する
単語を覚えたら、実際の問題で使えるか確認しましょう。
例えば、
単語を覚える
↓
短文の空所補充を解く
↓
間違えた問題を確認する
↓
知らなかった語句を復習する
という流れです。
ここで重要なのは、単語帳と問題演習を別々の勉強にしないことです。
「覚える」だけで終わらず、「問題で使う」ことで、英検2級の大問1で得点するための語彙力につながります。
長文の語句空所問題に慣れる
大問2では、単語の意味だけではなく、文章全体の流れを読む力が必要です。
まずは空所の前後を読み、
「ここでは何が言いたいのか」
を考えます。
そのうえで、段落全体を読んで選択肢を比較しましょう。
特に、
- 逆接
- 理由
- 結果
- 追加
- 具体例
- 順序
を表す表現に注目します。
「Howeverだから前と反対の内容」
「For exampleだから具体例」
「As a resultだから結果」
というように、文章のつながりを意識することで、長文の空所問題が解きやすくなります。

長文は「設問→本文」の順番も試してみる
大問3では、先に設問を確認してから本文を読む方法もあります。
例えば、
設問を読む
↓
キーワードを確認する
↓
本文を読む
↓
キーワードや関連する内容を探す
↓
根拠を確認して答える
という流れです。
この方法なら、「何を探しながら読めばよいか」が明確になります。
ただし、設問を先に読むことでかえって混乱するお子さんもいます。
その場合は、本文を先に読んでから設問に答える方法でも構いません。
大切なのは、お子さんに合った読み方を見つけることです。
解いた長文を音読する
リーディング対策では、音読も取り入れてみましょう。
ただ長文を繰り返し読むのではなく、
問題を解く
↓
英文の意味を確認する
↓
わからなかった単語・表現を確認する
↓
英文を音読する
という順番がおすすめです。
意味がわからないまま音読するのではなく、内容を理解した英文を音読することがポイントです。
音読を続けることで、英文を日本語に一文ずつ置き換えながら読むのではなく、英語の語順のまま理解する練習にもなります。
また、リーディングで音読した英文は、リスニング対策にもつながります。
過去問で時間配分を練習する
英検2級の一次試験は、リーディングとライティングを合わせて85分です。
そのため、リーディングだけを時間いっぱい使うのではなく、ライティングに必要な時間も考えておく必要があります。
例えば、
- 大問1:10分前後
- 大問2:10~15分程度
- 大問3:20分程度
などを一つの目安として練習し、そこからお子さんに合った時間配分を探していきましょう。
もちろん、全員に同じ時間配分が合うわけではありません。
大切なのは、
「自分はどこに時間がかかっているのか」
を確認することです。
最初は時間がかかっても構いません。
正確に解けるようになったら、少しずつ時間を意識していきましょう。

英検対策アプリを使った2級リーディング対策
ここまで紹介したように、英検2級のリーディング対策では、
単語を覚える
だけでなく、
実際の問題を解く
↓
間違える
↓
弱点を確認する
↓
もう一度練習する
という反復が重要です。
ここで役立つのが、英検対策アプリです。
過去問は、本番の形式や現在の実力を確認するために非常に重要です。
一方で、過去問だけを何度も繰り返していると、問題そのものを覚えてしまうことがあります。
そこで、
過去問で実力を確認する
↓
弱点を見つける
↓
英検対策アプリで類似問題を繰り返す
↓
もう一度過去問で確認する
という使い分けがおすすめです。
英検対策アプリ「AiKen」で2級の問題を反復する
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、5級から1級まで、英検の各級を対象に、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの対策に取り組めます。
2級のリーディングでは、本番に近い形式の類似問題を使って、繰り返し問題演習を行うことができます。
例えば、
問題を解く
↓
答え合わせをする
↓
間違えた問題を確認する
↓
わからなかった単語・表現を復習する
↓
別の類似問題を解く
という学習サイクルを作れます。
これは、家庭で英検2級対策を進めるうえで大きなメリットです。
保護者の方が毎回、
「今日はこの問題をやって」
「この単語を覚えて」
と教材を準備しなくても、スマートフォンやタブレットを使って、少しずつ問題演習を続けられます。
特に、
「単語帳はやっているけれど、本当に覚えているのかわからない」
「過去問を解いたけれど、もっと問題を解かせたい」
「塾に行っていないので、家庭でできる英検対策を探している」
という場合には、英検対策アプリを取り入れる方法があります。
単語帳で覚えた語彙を問題の中で確認し、さらに長文で実際に使われているところを見ることで、
覚える → 解く → 間違える → 復習する → もう一度解く
という学習サイクルを作りやすくなります。
英検2級対策におすすめの勉強の進め方
英検2級のリーディング対策を始める場合は、次のような流れがおすすめです。
まずは英検2級の過去問を一度解いてみます。
点数だけを見るのではなく、
- 大問1の正答率
- 大問2の正答率
- 大問3の正答率
- 知らない単語
- 長文を読む時間
- ライティングまで含めた時間配分
を確認しましょう。
例えば、
単語が弱い
→語彙学習を増やす
大問1はできるが長文が苦手
→長文問題を増やす
長文は読めるが時間が足りない
→時間を測った演習を増やす
というように、弱点によって勉強方法を変えます。
2級レベルの単語・熟語を覚えます。
ただ暗記するだけではなく、実際の英文の中で確認しましょう。
覚えた単語が問題で使えるか確認します。
間違えた問題は、単語や熟語まで戻って復習します。
大問2の形式に慣れます。
特に、文章の流れやつなぎ言葉に注目しましょう。
大問3では、設問を先に読む方法なども試してみます。
お子さんに合った読み方を見つけましょう。
過去問で見つけた弱点を、類似問題で繰り返し練習します。
一度間違えた問題をそのままにしないことが重要です。
最後に、再び過去問を解いてみます。
最初に比べて、
「正答率が上がったか」
「読むスピードが上がったか」
「時間内に解けるようになったか」
を確認しましょう。
このように、
過去問 → 弱点発見 → 反復練習 → 過去問
というサイクルを作ると、学習の成果を確認しやすくなります。
よくある質問|英検2級リーディング対策
まとめ|英検2級は「覚える→解く→復習する」を繰り返そう
英検2級のリーディングは、
- 短文の語句空所補充:17問
- 長文の語句空所補充:6問
- 長文の内容一致選択:8問
の合計31問です。
2級の一次試験では、リーディングとライティングを合わせて85分で解答します。
そのため、リーディング対策では、
「正解できる」
だけでなく、
「時間内に正解できる」
ことも意識しておきたいところです。
英検2級のリーディング対策で特に大切なのは、
- 2級レベルの単語・熟語を覚える
- 覚えた語彙を問題の中で確認する
- 長文の流れをつかむ練習をする
- 大問2の空所問題に慣れる
- 大問3では必要な情報を探す練習をする
- 解いた長文を音読する
- 過去問で時間配分を確認する
- 類似問題を繰り返し解く
という学習です。
そして、家庭で英検2級対策を続けるなら、
過去問で現在地を確認する
↓
弱点を見つける
↓
英検対策アプリで類似問題を反復する
↓
もう一度過去問で確認する
というサイクルを作ると、学習の進み具合も確認しやすくなります。
英検2級は、単語を覚えただけですぐに長文が読めるようになるわけではありません。
「覚える → 解く → 間違える → 復習する → もう一度解く」
という繰り返しの中で、少しずつ「問題を解くための英語力」を身につけていきましょう。
英検対策アプリ「AiKen」で2級対策を繰り返す
英検対策を進めていると、
「単語帳はやっているけれど、本当に身についているのかわからない」
「過去問を解いたけれど、もっと問題演習をさせたい」
「リーディングだけでなく、他の技能も一緒に対策したい」
ということもあるでしょう。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、5級から1級まで、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
2級対策でも、単語や本番に近い形式の類似問題を繰り返し解きながら、少しずつ実力を伸ばしていくことができます。
まずは過去問でお子さんの現在の実力を確認し、苦手なところを見つけてから、英検対策アプリで反復練習を取り入れてみてください。
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