英検4級は、5級の次に目指す級で、中学中級程度のレベルです。
ここでは、4級のレベルと勉強法を、保護者の方にもわかりやすくまとめました。
5級との違いは「長文読解が加わること」と「スピーキングにイラスト描写が1問加わること」です。
お子さんが無理なく合格できるよう、対策の参考にしてください。
英検4級のレベル
どのくらいの力が求められる?
4級は中学中級程度のレベルです。
身のまわりの話題について、初歩的な語句で書かれた短い話や文章の概要を捉えたり、自分の考えや感想を、まとまりのある内容で簡単に伝えられればよい、という目安です。
一次試験にライティングはなく、リーディング(35分)とリスニング(約30分)のみです。
スピーキングは別日程の録音型(約4分)なので、面接会場ではなく自宅などから受験できます。
5級より一段上の「基礎的でかつ重要な内容」が出題される級です。
試験の形式(一次・スピーキング)
リーディング:短文の語句空所補充(15問)、会話文の空所補充(5問)、日本文付きの語句整序(5問)、長文の内容一致選択(10問)です。
長文は掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文が出題されます。
リスニング:会話の応答文選択(10問、イラスト付き)、会話の内容一致(10問)、文の内容一致(10問)で、いずれも2回放送です。
スピーキング:25語程度のパッセージの音読 → パッセージについての質問2問 → イラストの描写1問 → 身近な事柄についての質問1問です。
詳しい出題形式は、英検公式サイトの「4級の試験内容」で確認できます。
主な題材
家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など、3級と同系統の身近な話題が中心です。
レベルがわかるサンプル問題(例)
以下は、4級の出題形式に沿った例題です。本番の問題ではありませんが、どのくらいのレベルかをつかむ参考にしてください。
実際の過去問は英検公式サイトの「4級の過去問・試験内容」で確認できます。
サンプル1:語句整序(並べ替え)
日本文:彼は毎日歩いて学校へ行きます。
語句:to / he / school / walks / every day
答え:He walks to school every day.
解説:主語(He)+動詞(walks)+「to+場所」+時を表す語の順です。4級では、この程度の長さの文の並べ替えが出題されます。
サンプル2:長文の内容一致(掲示の例)
掲示風の短い文:School Library. Open: 9:00-17:00. Closed on Sunday.
質問の例:When is the library closed?(図書館はいつ閉まっていますか)→ 選択肢から「日曜日」を選ぶ形式です。
解説:長文では、掲示・メール・説明文から「誰が・何を・いつ」を読み取る力が問われます。まず設問を読んでから本文を読むと解きやすいです。
スピーキング:イラスト描写の例
1枚のイラストを見て、その中の人物の動作や物の様子を1~2文で説明します。例:「A boy is reading a book.」など。4級ではここに1問加わります。録音型なので自宅で練習できます。
英検4級の勉強法
語句整序のコツ
基本文型(SV, SVO, There is ~など)と、疑問詞・接続詞(when, because など)を押さえましょう。
中学1~2年で習う文法の範囲なので、学校の授業や問題集で「並べ替え」の練習をくり返すと効果的です。
長文読解のコツ
掲示・メール・短い説明文では、「誰が・何を・いつ」を押さえると、設問に答えやすくなります。
まずは設問を読んでから本文を読むと、何を探せばよいかがはっきりします。
5級にはなかった「長文」に慣れるため、過去問や問題集の長文を、時間を計りながら解く練習をしておくとよいです。
リスニングは2回放送を活用
4級のリスニングも2回放送です。
1回目で大意をつかみ、2回目で細部を確認するように聞きましょう。
イラスト付きの応答問題は、場面を想像して「自然な返答」を選ぶ練習が有効です。
スピーキング(録音型)の練習
短いパッセージの音読と、質問に1~2文で答える練習をしましょう。
4級ではイラストの描写が1問あるので、「絵に描かれている人や物・動作」を英語で説明する練習をしておくと安心です。
録音型なので、自宅で何度も練習できます。公式のバーチャルスピーキングテストで流れを確認するのもおすすめです。
何を使って勉強するか
勉強するときの教材としては、単語帳(でる順パス単など)と過去問題集が代表的です。
はじめての級や試験の流れを把握したいときは、教本(英検の概要を掴める教材)を1冊用意すると安心です。
単語帳で語彙を増やし、過去問で形式と時間配分に慣れてから本番に臨むのがおすすめです。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、実際の英検で出る単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
自分の実力チェックや、くり返しの反復トレーニングに使えるので、単語帳・過去問とあわせて活用してみてください。
スピーキングのトレーニングには、オンライン英会話を利用する方も多いです。
最近では、英検に特化したオンラインサービスもあり、一次試験(筆記)対策までしてくれるところがあります。
例えば、KIRIHARA Online Academy(桐原書店)は準1級・準2級の一次対策に特化した講座を、ワールドトークは5級~1級の各級で英検対策のレッスンを提供しています。
面接やスピーキングを人に見てもらいながら、一次対策も総合的にサポートしてほしい場合は、こうしたサービスを検討する選択肢もあります。
まとめ
英検4級は中学中級程度で、5級に「長文」と「スピーキングのイラスト描写」が加わった級です。
勉強のポイントは、語句整序で基本文型と接続詞を押さえること、長文では誰が・何を・いつを押さえること、リスニングを2回放送で活用すること、スピーキングは音読・イラスト描写・短い返答の練習です。
過去問で形式に慣れ、苦手な部分をくり返し練習すれば、合格に近づけます。
4級の対策を続けるには、単語・文法の復習と長文・リスニングの練習をバランスよく進めると効果的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
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