英検3級の一次試験では、リーディングとライティングがあわせて65分です。
そのあとにリスニング(約25分)があります。
ライティングは記述式が2題で、(1)相手のメールへの返信(Eメール)と、(2)質問に対する意見の英作文です。
2024年度の問題形式リニューアルから、3級にもEメールが加わり、一次試験の筆記時間も50分から65分に延びました。
ここでは、ライティングだけにしぼり、試験で何を書けばよいかと家庭での練習の進め方をわかりやすくまとめました。
3級ライティングの全体像
公式の「3級の試験内容」では、ライティングは次のように説明されています。
- Eメール … 返信メールを英文で書く(1問・記述式)
- 英作文 … 質問に対する意見を英語で論述する(1問・記述式)
4級までにはライティングがなく、3級から「書く」が本番で問われるのが大きな違いです。
リーディングの大問の解き方・時間の考え方は、英検3級のリーディング対策の記事とあわせて読むと整理しやすいです。
一次試験ではリーディングとライティングの時間を自分で配分する必要があります。
ライティングに十分な時間が取れないと得点を落としやすいので、模試・過去問では必ず65分で練習することをおすすめします。
英作文(意見を書く問題)の採点の考え方
英検公式の「ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(3級)」では、英作文が4つの観点で評価されると説明されています。
それぞれ0点から4点で、合計の満点は16点です(英検CSEスコア換算の満点は550と記載されています)。
4つの観点(公式の要約)
- 内容 … 課題が求める内容、すなわち自分の考えと、それに沿った理由が2つが書けているか。
- 構成 … 文のつながりがわかりやすく、接続詞などで流れが示せているか。
- 語彙 … 課題に合う語を、綴りと意味が正しく使えているか。英語以外の言葉を使う場合は、知らない人にもわかるよう説明を添える必要があります。
- 文法 … 文法的に正しい英文になっているか。
同じ公式ページでは、3級の英作文の課題として「自分の考えとその理由2つ」を書くことが示され、語数の目安は25語~35語とされています。
「好きだから」「楽しいから」だけで終わらせず、どんな点が好きか・何が楽しいかを短く足すと、内容・構成の両方で評価されやすくなります。
公式でも注意されている落とし穴
- 質問に答えていない、またはまったく関係のない内容が入っていると、すべての観点で0点になることがある。
- 「夏と冬どちらが好きか」のように二択の質問では、どちらか一方だけを選び、その選択に対する理由を2つ書く。AとBに理由を1つずつ書いても「理由2つ」とはみなされない。
- 自分の考えと矛盾する理由を書くと減点の対象になりうる。
- 解答用紙は機械処理されるため、消し残しや、1とl(エル)・2とZなどの紛らわしい字、薄い字に注意が求められています。
Eメール(返信メール)の対策
Eメール問題は2024年度から3級に加わった形式です。
英作文のように詳細な「採点観点」専用ページは、公式サイト上で英作文用ページと同じように一覧しやすいURLでは見つかりにくい一方、2024年度のリニューアル紹介ページには3級のEメールの出題例・解答例・評価観点を見られる導線があります。
練習の基本は次のとおりです。
- 問題文の指示を一字一句チェックする(誰に・何について返すか、必ず書く内容、語数の指定などはその回の問題が正)。
- 相手のメールにある質問や依頼に、取りこぼしなく答える。
- 挨拶・結びなど、メールらしい最低限の型を教科書や過去問の解答例から自分用に短くまとめ、暗記ではなくパターンとして使えるようにする。
- 2024年度第1回以降の公式過去問を繰り返し書き写し・時間を測って書く。
時間の使い方の目安
65分のうち、多くの受験対策でリーディングに約30~35分、ライティングに約25~30分という配分が紹介されています。
英作文は考え1つ+理由2つ+接続詞をそろえる必要があるので、Eメールと英作文の両方に最低限の時間を確保できるよう、リーディングでは悩みすぎず先に進む練習も有効です。
ライティングから先に取り組むという順番も、選択肢のひとつです。
日々の練習の進め方
英作文
- 話題を決めて、25~35語で「自分の意見+理由2つ」を毎日1題書く。
- 書いたあと、接続詞(because, also, for example など)でつながっているか、時制・三人称単数は合っているかを見直す。
- 公式の採点ページにある良くない解答例を読み、自分の作文と照らす。
Eメール
- 公式のリニューアル資料の例と過去問を使い、「指示に答えたか」をチェックリスト化する。
- 単語・文法は、3級全体の土台として語彙・文法記事やリーディング対策とあわせて固めると、ライティングにも効きます。
何を使って勉強するか
ライティング対策には、英検の過去問題集と、必要に応じて中学英語の文法・作文をまとめた参考書がよく使われます。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、級に合わせた問題やAIによる作文の添削で、Eメール・英作文の練習を続けやすくできます。
単語帳・過去問とあわせて、書く量を増やす用途に使ってみてください。
まとめ
英検3級のライティングは、Eメール返信と意見の英作文の2題です。
一次試験はリーディングと合わせて65分なので、本番さながらの時間設定で練習し、ライティングに時間を確保することが重要です。
英作文は公式の採点説明どおり、考えを1つに絞り、理由を2つ、語数目安25~35語、接続詞で流れを示すことを意識しましょう。
Eメールは問題の指示と相手の文面にすべて応えることと、公式の例・過去問で形式に慣れることが近道です。
3級はリーディング・ライティング・リスニングに加え二次の面接もあるため、パーツごとに対策を分けて積み上げると取り組みやすくなります。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
AIが作文を添削してくれるので、ライティング(Eメール・英作文)の練習も続けやすくなります。
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