英検準1級は大学中級程度のレベルで、社会生活で求められる英語を十分に理解し、使えることが求められます。
ここでは、準1級のレベルと勉強法を、わかりやすくまとめました。
入試活用・単位認定、教員採用試験での優遇、海外留学などで幅広く活用される級です。
2級との大きな違いは、要約問題、英作文の反論・論理構成、面接の4コマナレーション、Real-Life形式のリスニングです。対策の参考にしてください。
英検準1級のレベル
どのくらいの力が求められる?
準1級は大学中級程度のレベルです。
社会的な話題について、複雑な文章や話の展開および概要・要点・詳細を理解し、自分の考えを展開や主張と根拠を明確にしながら詳しく伝えられればよい、という目安です。
一次試験はリーディング・ライティング(90分)とリスニング(約30分)、二次試験は面接(約8分)です。
2024年度よりライティングに英文要約が追加され、面接のNo.4には話題導入文が含まれるようになりました。
1級の手前まで力をつけているレベルとして位置づけられています。
試験の形式(一次・二次)
リーディング:短文の語句空所補充(18問)、長文の語句空所補充(6問)、長文の内容一致選択(7問)です。
ライティング:英文要約が1題、英作文(指定トピックについての意見を論述)が1題です。
リスニング:会話の内容一致(12問)、文の内容一致(12問)、Real-Life形式(アナウンス等の放送内容に関する質問・5問)で、いずれも放送1回です。
面接:簡単な質問 → 4コマイラストのナレーション(準備1分・ナレーション2分)→ イラスト・トピックに関する質問(No.1~4)。No.4には話題導入文あり(2024年度~)。
面接の題材例は、在宅勤務、レストランでの喫煙、チャイルドシート、住民運動、キャッチセールス、護身術など、社会性の高い分野です。
詳しい出題形式は、英検公式サイトの「準1級の試験内容」で確認できます。
主な題材
社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など、1級と同様の幅広い分野が題材になります。
レベルがわかるサンプル問題(例)
以下は、準1級の出題形式に沿った例です。本番の問題ではありませんが、どのくらいのレベルかをつかむ参考にしてください。
実際の過去問は英検公式サイトの「準1級の過去問・試験内容」で確認できます。
サンプル1:要約(2024年度~)
与えられた英文の要点を、接続詞や論理の流れを押さえたうえで、短い英語で要約する形式です。
段落の主張・キーワードを抜き出し、However や Therefore などを使って簡潔にまとめる練習が有効です。
サンプル2:英作文
社会性の高いトピックについて、主張・理由・反論・結論の構成で論述します。
例:「Do you think working from home should become more common?」→ 賛成なら理由2つ、反論(「しかし~という意見もある」)を1パラグラフ、結論、という流れで書きます。
面接:4コマナレーション
4コマイラストを見て、準備1分のあと2分でナレーションします。因果・時系列を明確にし、First, One day, However, Finally などの決まり文句で始めると伝わりやすいです。
そのあと、トピックに関連した社会問題について理由付きで答えるQ&Aがあります。No.4には話題導入文(2024年度~)があり、その内容を踏まえて答えます。
英検準1級の勉強法
語彙・リーディングの対策
短文の空所補充は準1級レベルの語彙・語法が問われます。過去問と単語帳で頻出語を押さえましょう。
長文は、パラグラフの流れを意識して読み、接続詞や論理マーカーに注目すると、要約や内容一致が解きやすくなります。
要約・英作文の対策
要約:要点の抽出と、簡潔な英語でのまとめの練習が大切です。接続詞や論理マーカーで論理展開をつかんでから、短い英文にまとめましょう。
英作文:主張・理由・反論・結論の構成で書く練習をします。準1級では反論パラグラフを入れた論述が求められます。
社会問題のトピックに日頃から触れ、自分の意見を整理しておくと書きやすくなります。
リスニングの対策
Real-Life形式は、アナウンスや説明などの放送内容について答える問題です。放送1回のため、先読みとメモが有効です。
会話・文の内容一致も1回放送なので、選択肢を先に読んでから聞く習慣をつけましょう。
面接の対策
4コマナレーションでは、因果・時系列を明確にし、First, One day, However, Finally などの決まり文句で始める練習をします。
No.4は話題導入文があるので、その文を踏まえて答える練習をしておくとよいです。
トピックに関連した社会問題について、理由付きで答えるQ&Aの練習もくり返しましょう。
公式の「バーチャル二次試験」で流れを確認するのもおすすめです。
何を使って勉強するか
勉強するときの教材としては、単語帳(でる順パス単など)と過去問題集が代表的です。
はじめての級や試験の流れを把握したいときは、教本(英検の概要を掴める教材)を1冊用意すると安心です。
単語帳で語彙を増やし、過去問で形式と時間配分に慣れてから本番に臨むのがおすすめです。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、実際の英検で出る単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
自分の実力チェックや、くり返しの反復トレーニングに使えるので、単語帳・過去問とあわせて活用してみてください。
スピーキングのトレーニングには、オンライン英会話を利用する方も多いです。
最近では、英検に特化したオンラインサービスもあり、一次試験(筆記)対策までしてくれるところがあります。
例えば、KIRIHARA Online Academy(桐原書店)は準1級・準2級の一次対策に特化した講座を、ワールドトークは5級~1級の各級で英検対策のレッスンを提供しています。
面接やスピーキングを人に見てもらいながら、一次対策も総合的にサポートしてほしい場合は、こうしたサービスを検討する選択肢もあります。
まとめ
英検準1級は大学中級程度で、社会性の高い話題について読み・書き・聞く・話す力が問われる級です。
勉強のポイントは、語彙・長文のパラグラフの流れ、要約は要点を簡潔な英語でまとめること、英作文は主張・理由・反論・結論の構成、リスニングはReal-Lifeを含む1回放送への先読み・メモ、面接は4コマナレーションの型と社会問題Q&Aです。
過去問で形式に慣れ、苦手な部分をくり返し練習すれば、合格に近づけます。
準1級の対策では、語彙・要約・英作文・面接の負荷が高くなります。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
AIが作文を添削してくれるので、要約や英作文の練習も続けやすくなります。
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