「英検の合格率って、各級でどのくらいなの?」と気になる方は多いと思います。
実は、現在、日本英語検定協会では級別の合格率を公表していません。
一方で、塾のサイトや教材の説明では「合格率の目安」が載っていることがあります。
どこまでが公式の情報で、何が参考程度なのかを、保護者の方にもわかりやすくまとめました。
今は「合格率」は公式には出ていない
英検の公式サイトには、「受験の状況」というページがあります。
ここでは、年度ごとの志願者数(小学校以下・中学・高校・大学・その他・合計)が公表されています。
一方で、合格者数や合格率は掲載されていません。
そのため、「〇級の合格率は公式で〇%」と断言できる現行のデータは、協会からは出ていない、というのが事実です。
「合格率が知りたい」と思っても、公式では「各級の合格率」という形では見られない、という点だけ、まず押さえておいてください。
昔は合格率が公表されていた
かつては、英検でも級別の志願者数・合格者数・合格率に相当する統計が公表されていた時期があります。
多くの資料では、2015年度頃を境に、合格率や合格者数の公表がなくなったとされています。
それ以前のデータをまとめたグラフや記事が、塾・予備校・教育系メディアのサイトなどに残っていることがあります。
それらは「過去に公表されていたデータ」や「当時の傾向」に基づいたものであり、今の試験の公式の合格率ではありません。
「昔はこうだった」という参考にはなりますが、「今の〇級の合格率は〇%です」と公式が言っているわけではない、という理解が大切です。
「合格率の目安」が載っている記事について
ネットや教材では、「5級は約80%」「3級は約50%」「1級は約10%」といった「合格率の目安」が書かれていることがあります。
これらは、過去の公表データや、関係者・教育機関の経験などから推定した「おおよその目安」です。
公式が「今年の合格率はこれです」と発表しているわけではないので、あくまで「だいたいの感覚」として参考にする程度がよいです。
目安としてよく挙げられる傾向は、おおむね次のようなものです。
- 5級・4級 … 合格率は比較的高めとされることが多いです。
一次のみの級で、受験者層も「初めての挑戦」が多いためです。 - 3級 … ここから二次試験(面接)が加わるため、合格率は一次だけの級より低くなる傾向がある、と説明されることが多いです。
「おおよそ50%前後」といった目安が書かれることがあります。 - 準2級・2級・準1級・1級 … 級が上がるほど、合格率の目安は低く紹介されることが多いです。
1級は「約10%前後」といった表現が使われることがあります。
いずれも公式の現行の合格率ではなく、参考程度の目安として扱ってください。
「合格率が高いから受かりやすい」「低いから無理」と決めつけず、お子さんの実力や過去問の出来に合わせて級を選ぶのがおすすめです。
公式でわかる「受験の状況」
合格率は出ていませんが、英検の公式サイトの「受験の状況」では、年度別の志願者数を見ることができます。
実用英語技能検定・英検IBA・英検Jr. を合算した志願者数が、小学校以下・中学・高等学校・大学・その他・合計で公表されています。
「どれくらいの人数が英検に挑戦しているか」の参考にはなります。
詳しくは、英検の公式サイト内の「英検について」→「受験の状況」のページで確認できます。
合格率より大切なこと
合格率は「だいたいの難しさの感覚」の参考にはなりますが、お子さんが「今の実力に合った級」で受験することのほうが大切です。
「合格率が低い級だから無理」と決めつけず、過去問や公式の「各級の目安」を見ながら、挑戦しやすい級を選んでみてください。
また、合格率の数字に振り回されず、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをバランスよく対策することが、合格につながります。
「どの級を受けるか」「何を勉強するか」で迷ったときは、学校や塾の先生に相談するのもよいと思います。
まとめ
英検の級別の合格率は、現在は公式には公表されていません。
志願者数は「受験の状況」で見られますが、合格者数・合格率は載っていません。
2015年度頃を境に、合格率の公表がなくなったとされています。
塾や教材などで見かける「合格率の目安」は、過去のデータや経験に基づく参考値なので、公式の数字ではないと理解したうえで、あくまで目安として活用してください。
お子さんには、合格率よりも「実力に合った級で挑戦すること」「過去問で対策すること」を大切にしてもらえるとよいと思います。
どの級を目指すにしても、日々の積み重ねが結果につながります。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」なら、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
AIが作文を添削してくれるので、ライティングや面接の練習も続けやすく、「次に何をやればいいか」も提案してくれます。
2026年4月の正式リリースに向けたテスト期間として、2026年3月31日までプレリリース期間中の利用は無料で使い放題です。
より良いサービスにするため、実際の使用感をモニターさせていただくことがあり、その際はアンケートへのご協力をお願いする場合があります。
無料で会員登録できるので、合格を目指す対策のひとつとして、お子さんと一緒に試してみてください。
