英検3級のスピーキング対策|二次試験の流れ・質問例・面接の勉強法とおすすめ英検対策アプリ

英検3級からは、一次試験に加えて英語での面接形式の二次試験が始まります。
「英語を読むことはできても、質問されたら何と答えればいいの?」
「面接の練習は何から始めればいい?」
と不安に感じる受験者や保護者の方もいるのではないでしょうか。
英検3級のスピーキング対策では、英文の音読、文章の内容に関する質問、イラストの描写、自分自身についての質問に答える練習が重要です。
難しい英語を使うことよりも、質問の意味を理解し、基本的な英文で自分の考えを伝える力を身につけましょう。
この記事では、英検3級の二次試験の流れや質問形式、具体的な回答例、効果的な勉強法を解説します。
AIのフィードバックを活用したスピーキング練習についても紹介するので、初めての面接対策に役立ててください。
英検3級のスピーキング試験とは?
英検3級の二次試験は、面接委員と英語でやり取りをする面接形式のスピーキングテストです。
試験時間は約5分で、問題カードを使いながら質問に答えていきます。
英検3級は中学卒業程度の英語力が目安とされており、身近な話題について英語で理解し、伝える力が求められます。
3級から面接試験が加わるため、単語や文法を覚えるだけでなく、実際に声に出して答える練習が大切です。
英検3級の二次試験の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | 面接委員1人との個人面接 |
| 試験時間 | 約5分 |
| 音読 | 約30語の英文 |
| 質問数 | 5問 |
| 主な課題 | 英文の内容理解、イラスト描写、自分自身についての質問 |
| 回答方法 | 英語で口頭回答 |
※試験形式の詳細は変更される場合があります。
最新情報は英検公式サイト「3級の試験内容」で確認してください。

英検3級の二次試験の流れ
面接対策では、質問への答え方だけでなく、試験全体の流れを知っておくことも大切です。
事前に流れを理解しておくと、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。
1. 入室して面接カードを渡す
係員の指示に従って面接室に入り、面接委員に面接カードを渡します。
その後、着席し、氏名や受験級の確認、簡単な挨拶を行います。
入室や挨拶の流れも、公式のバーチャル二次試験で確認できます。
2. 問題カードの英文を黙読する
面接委員から、英文とイラストが印刷された問題カードを受け取ります。最初に英文を20秒間黙読します。
このとき、すべての単語を完璧に理解しようとするよりも、誰が何をしているのか、何について書かれているのかをつかむことを意識しましょう。
3. 英文を音読する
黙読の後、英文を声に出して読みます。タイトルがある場合は、タイトルから読み始めます。
速く読むことよりも、単語を正しく発音し、意味のまとまりを意識して読むことが大切です。
4. 英文やイラストについて質問に答える
音読の後、英文の内容やイラストについて質問されます。
問題カードを見ながら答えられる質問もあるので、英文やイラストの情報を活用しましょう。
イラストの状況を説明する質問の後には、問題カードを裏返すよう指示されます。
その後はカードを見ずに、自分自身についての質問に答えます。
5. 問題カードを返して退室する
最後に問題カードを面接委員に返し、退室します。
本番で慌てないよう、英検公式のバーチャル二次試験(3級)も活用して、入室から退室までの流れを確認しておきましょう。

英検3級の面接で聞かれる5つの質問と回答のコツ
英検3級の二次試験では、No.1からNo.5までの質問があります。
質問の種類を知り、それぞれの答え方を練習しておくと、本番で対応しやすくなります。
No.1:英文の内容について答える
No.1では、音読した英文の内容について質問されます。
英文に書かれている情報をもとに、質問に合った答えを作ることがポイントです。
たとえば、英文に「Some students enjoy reading books in the library.(図書館で本を読むのを楽しむ生徒もいます)」と書かれていた場合、次のような質問が考えられます。
質問例
Q. Where do some students enjoy reading books?
回答例
A. In the library.
この例では、質問の「Where」に注目し、場所を答えています。
練習するときは、質問文の疑問詞に注目しましょう。
- Where: 場所を答える
- When: 時間を答える
- What: 物事や行動などを答える
- Why: 理由を答える
質問の内容を理解できても、答えに必要な情報を見つけられないことがあります。英文を読むときに、人物・場所・時間・行動などを意識すると、質問に答える練習にもつながります。
※上記は回答方法を説明するためのオリジナル例であり、実際の出題を示すものではありません。
No.2:イラストに描かれた人物の行動を説明する
No.2では、イラストに描かれた人物が何をしているかを説明する問題が出ます。
ここでは、人物の行動を表す英文を作る練習が重要です。
特に「主語+動詞」の形を使って、誰が何をしているのかを伝えられるようにしましょう。
回答例
- A boy is playing soccer.
- A woman is carrying a bag.
- A man is reading a book.
現在進行形の「be動詞+動詞のing形」は、イラストの中で起きている行動を説明するときに役立ちます。
ただし、すべての回答を現在進行形にする必要はありません。イラストの内容に合った表現を選びましょう。
練習では、イラストを見て人物の行動を英語で説明する習慣をつけるのがおすすめです。
No.3:イラストの状況や物について説明する
No.3もイラストに関する質問ですが、人物の行動だけでなく、物の状態や状況を説明することがポイントです。
回答例
- There are three books on the table.
- A bag is under the chair.
- Two people are waiting in front of the store.
物の位置や数を説明する表現も練習しておきましょう。
- There is ~: ~があります(単数)
- There are ~: ~があります(複数)
- on: ~の上に
- under: ~の下に
- in front of: ~の前に
イラスト問題では、細かい情報をすべて説明しようとする必要はありません。質問で聞かれた内容に合わせて、必要な情報を英語で伝えることを意識しましょう。

No.4:自分自身のことについて答える
No.4では、問題カードの内容から離れて、受験者自身のことなどについて質問されます。
学校生活や趣味、日常の過ごし方など、身近な話題について答える練習をしておきましょう。
質問例
Q. What do you like to do after school?
回答例
A. I like to play video games.
質問に対して、自分のことを短い英文で答えればよいので、難しい表現を無理に使う必要はありません。
ただし、質問の意味を理解せずに、覚えた英文をそのまま答えてしまうと、質問と回答が合わなくなることがあります。
質問をよく聞き、内容に合った答えを考える練習をしましょう。
No.5:自分の考えや習慣について答える
No.5も受験者自身についての質問です。普段の生活や好み、身近な活動について聞かれることがあります。
質問例
Q. Do you like reading books?
回答例
A. Yes, I do. I like reading books about animals.
Yes/Noで答える質問では、最初に答えを明確にし、その後に理由や具体例を加える練習をしてみましょう。
ただし、質問によって適切な回答の形は異なります。まずは質問に合った答えを作ることを優先してください。
※上記の質問・回答例は練習用に作成したもので、英検の過去問を転載したものではありません。実際の問題形式は公式のサンプル問題でも確認できます。
英検3級のスピーキング対策で押さえたい5つのポイント
英検3級の面接対策では、難しい英文を暗記することよりも、基本的な表現を使って質問に答える練習が大切です。
1. 音読は発音と意味のまとまりを意識する
音読では、単語を一つずつ区切って読むのではなく、意味のまとまりを意識して読むようにしましょう。
たとえば、英文を意味ごとに区切って練習すると、文章全体を理解しながら読みやすくなります。
わからない単語があれば発音を確認し、何度か声に出して読んでみましょう。読むスピードを上げることだけを目標にせず、聞き取りやすい音読を目指すことが大切です。
2. 質問の疑問詞を聞き取る
質問に答えられない原因の一つは、質問の意味を正確に理解できていないことです。
特にWhere、When、What、Whyなどの疑問詞を聞き取れるようにしておくと、何を答えればよいのか判断しやすくなります。
練習では、質問を聞いた後に「場所を聞かれているのか」「理由を聞かれているのか」を考え、それに合う回答を作ってみましょう。
3. イラストを見て英文を作る練習をする
イラスト描写では、見た情報を英語にする力が必要です。
毎日の学習に、イラストを見て1〜3文程度の英文を作る練習を取り入れてみましょう。
最初は「A girl is running.」のような短い英文で構いません。慣れてきたら、場所や物の位置なども加えて説明できるようにします。
4. 自分についての質問は、普段の生活から答えを考える
自分自身についての質問は、あらかじめ答えを考えておくと練習しやすい分野です。
たとえば、学校、趣味、休日、好きな食べ物、スポーツなどの身近なテーマについて、簡単な英文で答えてみましょう。
ただし、回答を丸暗記するのではなく、質問に合わせて答えを変えられるようにすることが大切です。
5. 声に出して練習し、回答を振り返る
頭の中で英文を作ることと、実際に声に出して答えることは違います。
面接対策では、質問を見て回答を考え、声に出して答えるところまで練習しましょう。
録音して聞き直すと、言いにくかった部分や、質問に十分答えられていない部分を見つけやすくなります。
練習後は、次の点を振り返ってみてください。
- 質問に合った回答ができているか
- 主語と動詞を使って英文を作れているか
- 発音が聞き取りやすいか
- 回答の途中で止まってしまう部分はないか
改善点が見つかったら、同じ質問にもう一度答えてみましょう。練習と振り返りを繰り返すことが、面接への自信につながります。

英検3級のスピーキング対策におすすめの勉強法
面接対策は、試験直前にまとめて行うよりも、短い時間でも継続して取り組むほうが練習を習慣にしやすくなります。
ここでは、学校生活などで忙しい受験者でも取り組みやすい勉強法を紹介します。
まずは公式のサンプル問題で試験を知る
最初に、英検公式サイトのサンプル問題やバーチャル二次試験を確認しましょう。
実際の面接の流れや質問形式を把握してから練習を始めると、何を重点的に学べばよいかが明確になります。
公式ページでは、3級の二次試験のサンプル問題や、面接の流れを確認できるコンテンツが公開されています。
1日5〜10分、声に出す練習をする
毎日長時間勉強する必要はありません。まずは1日5〜10分を目安に、音読や質問への回答を練習してみましょう。
たとえば、次のような流れがおすすめです。
- 英文を声に出して読む
- 英文の内容について質問に答える
- イラストを見て人物の行動を説明する
- 自分自身についての質問に答える
- うまく答えられなかった部分をもう一度練習する
少しずつでも、質問を聞いて英語で答える経験を重ねることが大切です。
家族や先生と模擬面接をする
一人で練習するだけでなく、家族や先生に面接官役をお願いして、模擬面接をするのもよい方法です。
本番と同じように質問を読み上げてもらい、英語で回答してみましょう。質問を聞いてから答える練習をすると、実際の面接の流れにも慣れやすくなります。
練習後には、質問に答えられたか、英文が伝わりやすかったかなどを一緒に振り返ってみてください。
AIのフィードバックを活用して回答を改善する
一人で練習していると、「この回答で伝わるのかな?」「もっと自然な英文にできるのかな?」と迷うこともあります。
そのようなときは、AIによるフィードバックを活用して、自分の回答を振り返る方法もあります。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、スピーキングの回答練習に加え、AIからフィードバックを受けながら、回答の改善点を確認することができます。
回答を考えて終わりにするのではなく、フィードバックを参考にして、もう一度答え直してみましょう。自分では気づかなかった改善点を見つけ、練習を繰り返すきっかけになります。

英検3級のスピーキング対策で保護者がサポートできること
英検3級の二次試験に初めて挑戦する場合、受験者本人だけでなく、保護者の方も「どのようにサポートすればよいのだろう」と悩むことがあるかもしれません。
家庭では、英語の正しさだけに注目するのではなく、安心して声に出して練習できる環境を作ることも大切です。
短い回答でも、まずは最後まで話すことを応援する
英語で答えることに慣れていないと、途中で止まったり、言いたいことをうまく表現できなかったりすることがあります。
最初から完璧な英文を求めず、まずは質問に対して自分なりに答えられたことを認めてあげましょう。
慣れてきたら、より適切な表現や、理由を加えた回答に挑戦してみます。
間違いを指摘するだけでなく、改善方法も考える
文法や発音の間違いを見つけたときは、正解を伝えるだけでなく、もう一度自分で答え直す機会を作ると復習につながります。
たとえば、主語と動詞の形が間違っていた場合は、正しい文を確認した後、別の質問でも同じ形を使って答える練習をしてみましょう。
練習を続けられる仕組みを作る
面接対策は、短時間でも繰り返し取り組むことが重要です。
毎日決まった時間に音読をする、練習した質問にチェックをつけるなど、学習の進み具合がわかるようにすると継続しやすくなります。
保護者がすべての回答を添削する必要はありません。公式教材やAIのフィードバックなども活用しながら、無理なく学習を続けられるようにサポートしましょう。

英検3級のスピーキング対策でよくある質問
まとめ:英検3級のスピーキングは、声に出して練習しよう
英検3級では、一次試験に加えて面接形式の二次試験が行われます。英文の音読、文章の内容に関する質問、イラストの描写、自分自身についての質問など、出題形式に合わせた練習が大切です。
対策では、まず公式サンプル問題で試験の流れを理解し、質問に合った回答を英語で作る練習をしましょう。短い英文でも、声に出して答え、改善点を振り返ることを繰り返せば、面接への準備を進められます。
一人での練習に加えて、家族や先生との模擬面接、AIによるフィードバックなども活用し、自分に合った方法で練習を続けてみてください。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」も、AIのフィードバックを参考に回答を振り返る方法のひとつです。二次試験に向けた練習はもちろん、試験後も単語や4技能の学習を続けながら、次の級を目指す対策に活用できます。
自信を持って英語で答えられるように、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。

