英検準2級プラスは、2025年度第1回より新設された級で、準2級と2級の間に位置します。
一次試験では、リーディングとライティングがあわせて85分、そのあとにリスニング(約25分)があります。
準2級との違いは、リーディングの長文の語句空所補充が2問から6問に増えることと、会話文の空所補充が独立した大問ではなくなること(短文の語句空所が17問で、短文・会話文が含まれる)です。
ここでは、準2級プラスのリーディングにしぼり、出題形式と大問別の解き方・勉強法を、わかりやすくまとめました。
対策の参考にしてください。
準2級プラス リーディングの形式
リーディングは31問で、次の3つの大問で構成されています。
85分のうちリーディングに約40~45分、ライティング(英文要約・英作文)に約40~45分をあてるという時間配分の目安がよく使われます。
準2級プラスは新設のため、詳しい出題形式と過去問・サンプル問題は、英検公式サイトの「準2級プラスの過去問・試験内容」で最新を確認してください。
大問1:短文の語句空所補充(17問)
短文・会話文の( )に、文脈に合う語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
単語・熟語・文法が問われ、高校上級程度の範囲が中心です。
準2級の「短文15問+会話文5問」が、準2級プラスでは「短文の語句空所補充17問」(短文会話文を含む)という形になっています。
大問2:長文の語句空所補充(6問)
説明文の長文の空所に、文脈に合う語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
準2級では2問でしたが、準2級プラスでは6問で、2級と同じ問題数です。
つなぎ言葉(ディスコースマーカー)(However, Therefore, For example, First など)や、文脈に合う動詞・名詞が問われることが多いです。
段落の論理の流れを読んで選ぶ力が求められます。
大問3:長文の内容一致選択(8問)
Eメール・説明文を読んで、内容に関する質問に答えます。
準2級は7問、準2級プラスは8問で、2級と同数です。
身近な社会的な話題について、概要・要点・詳細を押さえる力が問われます。
大問別の解き方・コツ
大問1(短文の語句空所補充)の解き方
まず英文を読んで、大意をつかむようにしましょう。
選択肢のうち「文脈に明らかに合わない」ものを消去し、残りから選びます。
17問と問数が多いため、1問に時間をかけすぎず、約10分前後で解くという目安を参考にしてください。
85分のうちライティング(要約・英作文)に十分な時間を残すため、リーディングで悩みすぎないことが大切です。
大問2(長文の語句空所補充)の解き方
空所の前後だけでなく、文全体・段落の流れを読んでから選びましょう。
つなぎ言葉が問われている場合は、前の文と後ろの文の論理関係(逆接なら However、理由・結果なら Therefore, Because など)を押さえると選びやすくなります。
タイトルに注目して長文全体のテーマを把握してから空所を考えると、文脈に合う語を選びやすくなります。
6問と問数が多いため、説明文の構成(導入・展開・結論)を意識して読むと、論理の流れが追いやすくなります。
目安は約12~15分程度です。
大問3(長文の内容一致)の解き方
設問を先に読んでから本文を読むと、何を探せばよいかがわかり効率的です。
設問で聞かれているキーワードを本文で探し、その前後を読む「拾い読み」が有効です。
段落の冒頭や結論に要点が書かれていることが多いので、そこに注目すると内容を把握しやすくなります。
目安は約18~20分程度です。
リーディングの勉強法
単語・文法を固める
大問1で得点するには、語彙と高校上級程度の文法が土台になります。
準2級~2級レベルの単語帳を複数周し、単語は文脈や例文とセットで覚えると、空所補充で使いやすくなります。
接続詞・不定詞・分詞・関係詞など、準2級プラスで問われる文法範囲を押さえましょう。
長文の語句空所(大問2)に慣れる
大問2は6問と問数が多いため、つなぎ言葉(ディスコースマーカー)の意味と使い方をしっかり押さえることが重要です。
However(しかし)、Therefore(したがって)、For example(例えば)、First(まず)など、前後の論理関係を表す語を、例文と一緒に覚えましょう。
長文を段落ごとに要約する練習をすると、論理の流れを追う力がつき、空所に何が入るかの判断がしやすくなります。
公式のサンプル問題や過去問(実施後)、準2級・2級の過去問で長文語句空所の形式に慣れておきましょう。
長文の内容一致(大問3)は設問先読み
大問3では、設問を先に読む→キーワードを本文で探す習慣をつけると、時間内に解きやすくなります。
身近な社会的な話題のEメール・説明文に、過去問やサンプル問題で慣れておきましょう。
過去問・サンプル問題で時間配分に慣れる
85分でリーディング+ライティングを解く練習をし、自分なりの時間配分をつかんでおきましょう。
ライティングには英文要約と英作文の2題があるため、リーディングでわからない問題に時間をかけすぎず、ライティングに十分な時間(目安として40分以上)を残すことが合格につながります。
準2級プラスは2025年度第1回より新設のため、公式サイトでサンプル問題や過去問を確認し、形式に慣れておくことが大切です。
何を使って勉強するか
リーディング対策の教材としては、単語帳(でる順パス単など)と過去問題集が代表的です。
準2級プラスは新設のため、準2級・2級の過去問で類似形式(長文語句空所6問・長文内容一致8問)の練習も有効です。
試験の流れを把握したいときは、教本(英検の概要を掴める教材)を1冊用意すると安心です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、実際の英検で出る単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
リーディングの実力チェックや、くり返しの反復トレーニングに使えるので、単語帳・過去問とあわせて活用してみてください。
まとめ
準2級プラスのリーディングは、短文の語句空所補充(17問)・長文の語句空所補充(6問)・長文の内容一致選択(8問)の3形式・合計31問です。
準2級との違いは、長文の語句空所が2問から6問に増えることと、会話文の空所が独立大問ではなく短文に含まれることです。
一次試験はリーディングとライティングが合わせて85分で、ライティングに要約と英作文があるため、時間配分が重要です。
勉強のポイントは、高校上級程度の単語・文法を固めること、長文の語句空所ではつなぎ言葉と論理関係を意識し、6問の形式に慣れること、長文の内容一致は設問先読み・キーワードで読むこと、過去問・サンプル問題で85分の時間配分に慣れることです。
準2級プラスは2025年度第1回より新設のため、公式サイトで最新の出題形式と過去問を確認しながら、対策を進めましょう。
準2級プラスのリーディング対策を続けるには、単語の復習と長文・過去問演習を毎日少しずつできると効果的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
AIが作文を添削してくれるので、ライティング(要約・英作文)の練習も続けやすくなります。
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