英検5級の一次試験は、リーディング(25分)とリスニング(約20分)です。
ここではリスニングにしぼり、出題形式とレベル感、そして大問別の対策・勉強法を、保護者の方にもわかりやすくまとめました。
お子さんがはじめての英検に挑むときの参考にしてください。
5級リスニングの形式(公式)
リスニングは25問・約20分で、次の3つの大問で構成されています。
どの問題も英語は2回放送されるので、1回目で全体をつかみ、2回目で答えを確かめる、という使い方が基本です。
詳細は英検公式サイトの「5級の試験内容」でご確認ください。
大問1:会話の応答文選択(10問)
会話の最後の発言のあとに続く、いちばん自然な返答を選ぶ問題です。
会話文に補助のイラストがつき、場面のイメージを助けてくれます。
選択肢は3つで、音声で読み上げられます(問題用紙には印刷されないタイプ)。
大問2:会話の内容一致選択(5問)
会話を聞いたあと、内容に関する質問に答える問題です。
選択肢は4つで、問題用紙に印刷されています。
だから聞く前に選択肢を読む(先読み)ことができ、聞き取るポイントを決めやすいのが特徴です。
大問3:イラストの内容一致選択(10問)
短い英文を聞いて、イラストの動きや状況と合うものを選ぶ問題です。
選択肢は3つで、こちらも音声で読み上げられます。
絵の違い(誰が何をしているか、どこにいるかなど)を意識しながら聞くと整理しやすくなります。
どんな場面・話題が出るか
公式では、主な場面として家庭、学校、地域(お店や公共の場を含む)、電話などが挙げられています。
話題は、家族・友だち・学校・趣味・旅行・買い物・スポーツ・映画・音楽・食事・天気・道案内・自己紹介・休日の予定・近況など、身近なテーマが中心です。
リーディングと題材の分野が近いので、単語や会話表現の勉強はリーディングと一緒に進めると効率がよいです。
5級リスニングのレベル感
5級は公式の目安で中学初級程度とされています。
聞く力としては、初歩的な語句や短い文を理解することが求められる級です。
長いスピーチではなく、短い会話や短文が中心なので、教科書や単語帳の例文レベルをしっかり聞き取れるようにすると安心です。
大問別の対策のコツ
大問1(応答文選択)
「最後の一文に、どんな返事が自然か」を考える問題です。
リーディングの「会話の空所補充」と同じく、疑問文と答えのセットや、あいさつ・お願いへの返事などを日常の表現として覚えておくと役立ちます。
選択肢は耳だけなので、似た音の語に注意し、過去問や教材の音声で慣れておきましょう。
イラストで「お店」「学校」など場面をイメージしてから聞くと、内容を追いやすくなります。
大問2(内容一致)
「誰が何をしたか」「いつ・どこで・何を買ったか」など、事実を聞き分ける問題です。
質問文と選択肢を先に読んでから聞くと、本当に聞くべきポイントがはっきりします。
数字や名のようなキーワードに耳を立てると正解に近づきやすいです。
大問3(イラスト一致)
英文の内容と、3枚の絵のどれが合うかを選びます。
聞くときは誰が(主語)・何をしているか(動詞)・どこか(場所)を意識すると整理しやすいです。
絵の違いを「走っている/読んでいる/食べている」のように事前に比べておくと、聞き取りがスムーズになります。
日々の勉強法
語彙を「音」でも覚える
リスニングでは、見てわかる単語でも聞いてすぐ出てこないことがあります。
単語帳は発音を確認しながら、短い例文を音読すると、耳と口がつながります。
例文・会話に触れる時間をつくる
教科書のCD、問題集の音声、英語の歌や短い動画など、中学初級レベルの英語に毎日少し触れるだけでも効果があります。
シャドーイング(聞きながら真似して言う)は難しければ、まずは音読からで大丈夫です。
過去問で形式に慣れる
2回放送のリズム、3択を耳で選ぶ感覚、イラスト問題の見方などは、実際に過去問を解くと体に入ります。
間違えた問題は、台本やスクリプトがあればなぜ聞き取れなかったかを一緒に確認するとよいです。
何を使って勉強するか
リスニング対策の土台は、やはり語彙と基本文法です。
単語帳(でる順パス単など)と過去問題集、試験の全体像をつかむための教本を組み合わせるのが一般的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、英検で出やすい単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
単語テストで覚えたか確認したり、間違えた問題を記録したり、音読機能で集中的に復習したりできるので、リスニングの土台づくりや実力チェックに活用できます。
聞く・話すの練習としてオンライン英会話を使う家庭もあります。
英検に特化したサービスとしては、例えばワールドトークでは5級から上級まで英検対策のレッスンを提供しています(準1級・準2級の筆記に強いKIRIHARA Online Academyなど、級や目的に合わせて選ぶこともできます)。
5級では必須ではありませんが、総合的に英語に触れたい場合の選択肢のひとつです。
形式のイメージがつかむサンプル(例題)
※ 本番の問題ではなく、形式の理解用の簡単な例です。
大問1のイメージ(応答)
会話の例:A: Do you like music? B: (ここで続く応答として最も自然なものを、3つの音声から選ぶ)
答えの方向性(例):Yes, I do. のように、Do you ~? には Yes, I do. / No, I don’t. で答える、というパターンがよく使われます。
解説:会話の種類(質問・お願い・提案など)に合う決まった返し方を、セットで覚えておくと選びやすくなります。
大問2のイメージ(内容一致)
状況の例:スーパーでりんごとみかんを買う会話。
質問の例:What did they buy?(選択肢は紙に印刷)
解説:選択肢を先に読み、会話の中の名詞(果物の名前など)に注意して聞きます。
大問3のイメージ(イラスト)
聞く英文の例:The boy is playing soccer in the park.
選び方:3枚の絵のうち、「男の子が公園でサッカーをしている」図を選ぶ。
解説:主語・動詞・場所がイラストのどこで違うかを意識すると、似た絵でも迷いにくくなります。
まとめ
英検5級のリスニングは、応答文選択(10問)・内容一致(5問)・イラスト一致(10問)の3つです。
2回放送を活用し、大問2は先読み、大問1・3はイラストとキーワードを意識すると取り組みやすくなります。
勉強では語彙を音でも覚えることと、過去問で形式に慣れることが大切です。
リーディング対策や単語学習とあわせて進めると、力がつきやすいです。
5級のリスニングは、毎日少しずつ英語に耳を慣らすことが効果的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
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