英検3級の一次試験では、リーディングとライティングがあわせて65分、そのあとにリスニング(約25分)があります。
リーディングとライティングは時間が区切られていないため、自分で時間を配分する必要があります。
4級との違いは、語句整序(並べ替え)問題がなくなることと、ライティング(Eメール・英作文)が加わることです。
ここでは、3級のリーディングにしぼり、出題形式と大問別の解き方・勉強法を、わかりやすくまとめました。
対策の参考にしてください。
3級リーディングの形式
リーディングは30問で、次の3つの大問で構成されています。
65分のうちリーディングに約30~35分、ライティング(Eメール・英作文)に約25~30分をあてるという時間配分の目安がよく使われます。
詳しい出題形式は、英検公式サイトの「3級の試験内容」で確認できます。
大問1:短文の語句空所補充(15問)
短い英文の( )に、文脈に合う語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
単語・熟語・文法が問われ、中学卒業程度の範囲が中心です。4級と同様の形式です。
大問2:会話文の空所補充(5問)
会話文の( )に、適切な文や語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
会話の流れに合う応答や、依頼・提案・断り・同意などの定型表現が問われます。
大問3:長文の内容一致選択(10問)
掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文を読んで、内容に関する質問に答えます。
4級と同系統ですが、やや長めのパッセージや、要点・概要を押さえる力が問われます。
「誰が・何を・いつ・なぜ」といった情報を、パッセージから読み取る力が求められます。
大問別の解き方・コツ
大問1(語句空所補充)の解き方
まず英文を読んで、大意をつかむようにしましょう。
選択肢のうち「文脈に明らかに合わない」ものを消去し、残りから選びます。
1問に30秒~1分程度を目安にし、分からない場合はいったん選んで次に進み、あとから見直すとよいです。
65分のうちライティングに十分な時間を残すため、リーディングで悩みすぎないことが大切です。大問1は約8分程度という目安も参考にしてください。
大問2(会話文)の解き方
直前の発話に自然につながる返答を探すように読むと、正解を選びやすくなります。
会話を最初から最後まで読んで流れを把握し、会話に繋がらない選択肢から消去していきます。
「依頼への返答」「提案への同意・断り」などの定型表現を覚えておくと有利です。目安は約3分程度です。
大問3(長文)の解き方
設問を先に読んでから本文を読むと、何を探せばよいかがわかり効率的です。
設問に必要な部分を探す読み方を心がけ、キーワード(人名・日時・場所・出来事など)を本文で見つけて、その前後を読む「拾い読み」が有効です。
掲示・メールでは、タイトル・冒頭・日時・場所に注目すると、情報を見つけやすくなります。
接続詞(because, however, For these reasons など)で文章の展開を追うと、要点を押さえやすくなります。
長文には約20分程度をかけるという時間配分の目安もあります。
リーディングの勉強法
単語・文法を固める
大問1で得点するには、語彙と中学卒業程度の文法が土台になります。
単語帳(でる順パス単など)を複数周し、接続詞・不定詞・動名詞・比較・関係代名詞の初歩まで押さえましょう。
単語は短い例文やフレーズで覚えると、空所補充で使いやすくなります。
会話の定型表現を覚える
大問2では、疑問文とその答え方に加え、依頼・提案・断り・同意などの定型表現が出ます。
過去問で出てきた会話表現をノートにまとめて、くり返し復習するとよいです。
長文は設問先読み・キーワードで読む
大問3では、設問を先に読む→キーワードを本文で探す練習をすると、本番で時間内に解きやすくなります。
各段落を日本語1文で要約する練習をすると、文章の流れを把握する力がつきます。
接続詞や「For these reasons」「in conclusion」などの論理展開の表現を意識して読むと、要点を押さえやすくなります。
過去問の長文を毎日1題など、短時間でもよいので継続して読む習慣をつけると効果的です。
過去問で時間配分に慣れる
65分でリーディング+ライティングを解く練習をし、自分なりの時間配分をつかんでおきましょう。
リーディングでわからない問題に時間をかけすぎず、ライティングに十分な時間(目安として25分以上)を残すことが合格につながります。
間違えた問題は、なぜ間違えたかを確認して復習すると力がつきます。
何を使って勉強するか
リーディング対策の教材としては、単語帳(でる順パス単など)と過去問題集が代表的です。
試験の流れを把握したいときは、教本(英検の概要を掴める教材)を1冊用意すると安心です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、実際の英検で出る単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
リーディングの実力チェックや、くり返しの反復トレーニングに使えるので、単語帳・過去問とあわせて活用してみてください。
まとめ
3級のリーディングは、短文の語句空所補充(15問)・会話文の空所補充(5問)・長文の内容一致選択(10問)の3形式です。
4級と違って語句整序はなく、一次試験はリーディングとライティングが合わせて65分なので、時間配分が重要です。
勉強のポイントは、中学卒業程度の単語・文法を固めること、会話の定型表現を押さえること、長文は設問先読み・キーワードで必要な部分を読む練習をすること、過去問で65分の時間配分に慣れることです。
大問別の解き方のコツを意識しながら、くり返し練習すれば、合格に近づけます。
3級のリーディング対策を続けるには、単語の復習と長文・過去問演習を毎日少しずつできると効果的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
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