英検準1級の文法対策|大学受験にも役立つ勉強法とおすすめ英検対策アプリ

英検準1級の勉強を始めると、準2級や2級までとは違い、英文の長さや内容の難しさに戸惑うこともあるのではないでしょうか。
準1級は大学中級程度とされ、社会問題や科学、教育、環境など、幅広いテーマが出題されます。
単語を覚えるだけでなく、複雑な英文の構造を理解し、文法や語法の知識を読解やライティングに活かす力が求められます。
また、準1級の取得を大学受験に活かしたいと考えている方もいるでしょう。
大学によっては、英検の資格やスコアを出願資格や得点換算、加点などに利用でき、総合型選抜や学校推薦型選抜での活用を検討する際にも、英語力を高めておくことは選択肢を広げることにつながります。
とはいえ、
「文法は何から復習すればいい?」
「問題を解いても、複雑な英文になるとうまく読めない」
と悩むこともあるかもしれません。
この記事では、英検準1級で文法の知識が問われる場面や、押さえておきたい文法・語法、効率的な勉強法をわかりやすく解説します。
さらに、大学受験も見据えて日々の問題演習を続けたい方に向けて、英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」も紹介します。
AiKenなら英検準1級の類似問題にチャレンジできます!単語学習も使い放題、AIライティング添削や、AIスピーキング採点など、合格に向けた実力アップに繋がります。無料で試してみよう!
英検準1級に文法問題はある?
まず知っておきたいのは、英検準1級には「文法」という名前の独立した大問はないということです。
一次試験では、リーディング・ライティングとリスニングが出題されます。
このうち、文法・語法の知識が特に関係するのが、リーディングの語句空所補充とライティングです。
準1級のリーディングは、次のような構成になっています。
- 大問1:短文・会話文の語句空所補充……18問
- 大問2:長文の語句空所補充……6問
- 大問3:長文の内容一致選択……7問
ライティングでは、英文要約と英作文の2題に取り組みます。
大問1では、語彙や熟語に加え、文の構造や語句の使い方を理解する力が必要です。大問2では、文法的に正しいかどうかだけでなく、文章全体の論理展開を踏まえて適切な語句を選ぶ必要があります。
さらに、長文読解では複雑な修飾関係や接続表現を正確に理解することが重要です。ライティングでは、覚えた文法を使って、意味が明確で正確な英文を書く力が求められます。
つまり、準1級の文法対策では、文法問題だけを解き続けるのではなく、文法を英文の読解や記述の中で使える状態にすることが大切です。

英検準1級の文法は大学受験にも役立つ?
英検準1級を目指す高校生にとって、気になるのが大学受験との関係ではないでしょうか。
準1級の文法対策は、英検合格だけでなく、大学入試で必要になる英語力を伸ばすうえでも役立ちます。
1.大学入試の長文読解に必要な力が身につく
大学入試では、英文を日本語に置き換えるだけでなく、文章の主張や根拠、筆者の意図を正確に読み取る力が必要です。
準1級では、環境問題、科学技術、教育、社会制度など、さまざまなテーマの英文を扱います。
文章の内容が高度になるほど、単語の意味を知っているだけでは正確に読み進められない場面も増えます。
例えば、次のような力が重要になります。
- 主語と動詞を見つけ、文の骨格をつかむ
- 関係詞や分詞による修飾関係を理解する
- 接続詞や副詞が示す論理関係を把握する
- 否定や譲歩、条件による意味の違いを読み取る
こうした力は、準1級の長文だけでなく、大学入試の英文読解にも応用できます。
2.英文要約や英作文の練習が記述力につながる
準1級のライティングでは、英文の要約と、与えられたトピックについて自分の意見を述べる英作文に取り組みます。
要約では、文章の重要な情報を整理し、元の英文の意味を保ちながら簡潔に表現する必要があります。
英作文では、主張と理由を論理的につなぎ、読み手に伝わる英文を書くことが重要です。
そのため、次のような練習が役立ちます。
- 長い英文を短く整理して伝える
- 接続表現を使って理由と結論をつなぐ
- 同じ単語の繰り返しを避け、別の表現で言い換える
- 文法ミスを減らし、意味が明確な英文を書く
これらは英語の記述力を高める練習になります。大学入試の英作文や、英語で情報を整理して伝える課題に取り組む際にも活用できる力です。
3.総合型選抜・学校推薦型選抜でも英語力を生かせる可能性がある
大学によっては、英検準1級などの外部英語検定を、出願資格、得点換算、加点、評価資料などに利用しています。
そのため、総合型選抜や学校推薦型選抜を考えている高校生にとっても、準1級の取得を目標にすることには意味があります。
ただし、英検をどのように評価するかは大学・学部・入試方式によって異なります。
準1級を取得すれば必ず有利になるわけではないため、志望校の募集要項を確認することが大切です。
また、総合型選抜では、英語資格だけでなく、志望理由書、活動実績、小論文、面接などが評価される場合もあります。
資格取得だけを目的にするのではなく、大学で学びたいことや将来の目標と結びつけて準備を進めましょう。

英検準1級で押さえておきたい文法・語法
準1級の対策では、基本文法を土台にしながら、より複雑な英文やフォーマルな表現にも慣れておくことが大切です。
ここでは、準1級レベルの英文を読む・書くために確認しておきたい代表的な項目を紹介します。
以下は学習上の目安であり、英検協会が公表している公式の出題文法一覧ではありません。
1.仮定法・倒置
仮定法は、現実とは異なる状況や、実際には起こらなかったことを表すときに使われます。
例えば、次の英文を見てみましょう。
Had I known about the problem, I would have acted differently.
これは、If I had known about the problem のような形を用いず、Had I known と倒置した表現です。
「もしその問題を知っていたら、違う行動を取っていただろう」という意味になります。
準1級レベルの英文では、こうした通常とは異なる語順が登場することがあります。文頭に助動詞が置かれていても、文の構造を見失わないようにしましょう。
2.that節と動詞の原形
フォーマルな英文では、要求・提案・必要性などを表す表現の後に、動詞の原形を用いる形があります。
It is essential that every student be given an equal opportunity.
この英文では、It is essential that ~ に続く節で be が使われています。
essential、important、necessary などを含む表現では、that節の動詞の形に注意しましょう。
このような文法は、空所補充で適切な選択肢を判断するときだけでなく、フォーマルな英文を正確に読むためにも役立ちます。
3.譲歩・対比を表す表現
論説文では、ある意見を認めたうえで反対の内容を述べたり、異なる立場を比較したりする表現が使われます。
例えば、次のような表現です。
- Although ~:~だけれども
- Despite ~:~にもかかわらず
- Whereas ~:~であるのに対して
- Much as ~:大いに~ではあるが
特に注意したいのは、表現によって後ろに続く形が異なることです。
Although the plan was expensive, it was effective.
Despite the high cost, the plan was effective.
前者は節、後者は名詞句が続いています。意味だけでなく、文の構造も確認して使い分けましょう。

4.関係詞・分詞による複雑な修飾
準1級の長文では、名詞を説明する部分が長くなることがあります。
例えば、次の英文です。
The policy introduced by the government has changed the way people work.
この文では、introduced by the government が The policy を説明しています。
修飾部分が長くなると、主語と動詞の関係が分かりにくくなることがあります。
そんなときは、まず文の中心となる主語と動詞を見つけ、その後で修飾部分を整理すると理解しやすくなります。
5.接続表現と論理の流れ
長文の語句空所補充や内容一致問題では、文と文の関係を理解することが重要です。
例えば、次のような表現を確認しておきましょう。
- Furthermore:さらに
- Consequently:その結果
- Nevertheless:それにもかかわらず
- Conversely:逆に
- Accordingly:それに応じて、その結果
- In contrast:対照的に
単語の日本語訳を覚えるだけでは不十分な場合があります。
前の文が原因を説明しているのか、反対の内容を述べているのか、具体例を挙げているのかを考えながら読むことが大切です。
6.名詞化・受動態などのフォーマルな表現
論説文では、動作や状態を名詞で表現したり、受動態を使って行為の対象に焦点を当てたりすることがあります。
例えば、次の2文を比べてみましょう。
The government introduced a new policy.
The introduction of a new policy changed the situation.
前者は動詞 introduced を使った文、後者は名詞 introduction を使った文です。
このような表現に慣れておくと、長文の理解や英文要約で、異なる表現を使って内容を整理しやすくなります。
AiKenなら英検準1級の類似問題にチャレンジできます!単語学習も使い放題、AIライティング添削や、AIスピーキング採点など、合格に向けた実力アップに繋がります。無料で試してみよう!
英検準1級の文法対策は何をすればいい?
準1級の文法対策では、難しい文法を片っ端から暗記するよりも、自分の弱点を見つけ、実際の英文で使えるようにすることを優先しましょう。
1.まずは準1級の過去問で実力を確認する
最初に取り組みたいのは、準1級の過去問です。
文法書を最初からやり直す前に、実際の問題を解いてみると、どこでつまずいているのかが分かりやすくなります。
例えば、次のように整理できます。
- 語句空所補充で間違える:語彙・熟語・文法・語法を確認する
- 長文の意味が取れない:文構造や接続表現を確認する
- 要約で英文がうまく作れない:語順・時制・言い換えを復習する
- 英作文でミスが多い:主語と動詞、時制、接続表現などを確認する
正解数だけを見るのではなく、間違いの原因を分析することが重要です。

2.苦手な文法だけを優先して復習する
間違えた問題が見つかったら、その原因に関係する文法を復習します。
例えば、倒置の英文でつまずいたなら、倒置の基本的な形を確認してから、別の英文でも同じ構造を見つけられるか試してみましょう。
文法書を一通り勉強することも大切ですが、すでに理解している項目に時間をかけすぎる必要はありません。
過去問で弱点を見つけ、必要な文法を復習するという流れを作ると、限られた勉強時間を活用しやすくなります。
3.文法を長文読解につなげる
文法問題で正解できても、長文になると英文を正確に読めなくなることがあります。
その場合は、問題を解いて終わりにせず、本文の英文を使って復習しましょう。
- 主語と動詞を見つける
- 修飾部分がどこにかかるかを確認する
- 接続表現が示す論理関係を考える
- 文全体の意味を自分の言葉で説明する
こうした練習を重ねることで、文法知識を実際の読解に結びつけやすくなります。
大学受験でも長文読解は重要な分野の一つです。準1級の問題を活用しながら、英文を構造的に理解する力を養っていきましょう。
4.英文要約・英作文でも文法を使う
文法を理解していても、自分で英文を書くときにはミスが生じることがあります。
要約や英作文を書いたら、次のポイントを確認しましょう。
- 主語と動詞が正しく対応しているか
- 時制が文の意味に合っているか
- 単数・複数や冠詞に誤りがないか
- 接続表現が論理の流れに合っているか
- 長すぎる文になっていないか
難しい構文を無理に使う必要はありません。
まずは正確に書ける英文を増やし、そのうえで表現の幅を広げていくことが大切です。
過去問だけでは足りない?類似問題で練習するメリット
過去問は、準1級の出題形式や難易度を把握し、自分の実力を確認するための重要な教材です。
一方で、過去問だけでは、苦手な分野を集中的に練習する回数を十分に確保できないこともあります。
そこで、過去問と類似問題を組み合わせて学習する方法がおすすめです。
例えば、次のような流れです。
- 過去問を解いて弱点を見つける
- 間違えた問題の文法・語法を復習する
- 類似問題で繰り返し練習する
- 長文やライティングでも同じ知識を使う
- もう一度過去問を解いて理解度を確認する
この方法なら、過去問を単に解き直すだけでなく、間違いの原因を理解してから次の問題に取り組めます。
また、大学受験を目指している場合も、準1級の対策だけに時間を使いすぎないようにしましょう。
志望校の入試形式や必要な科目を確認し、学校の授業や大学入試向けの問題演習と並行して進めることが大切です。

英検準1級の文法対策におすすめのアプリ「AiKen」
文法を勉強していても、「参考書を読んだだけで終わってしまう」「もっと問題を解いて定着させたい」と感じることはないでしょうか。
そんなときに活用できるのが、英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」です。
AiKenは、英検5級から1級までを対象に、単語・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをまとめて対策できるアプリです。
文法だけに特化したアプリではありませんが、英検形式の類似問題に取り組みながら、文法を含めた英語力を伸ばすための学習に活用できます。
AiKenを準1級の文法対策に活用する方法
1.単語・語句の知識を増やす
準1級では、文法の知識だけでなく、大学中級程度の英文を理解するための語彙力も重要です。
単語の意味を知っていても、前後の語句との組み合わせが分からなければ、空所補充で正解を選べないことがあります。
単語学習と問題演習を組み合わせ、語彙・語法の知識を増やしていきましょう。

2.英検形式の問題を繰り返し解く
文法のルールを覚えたら、実際の英文の中で使えるかを確認します。
AiKenの類似問題を活用して問題演習を重ねれば、参考書で覚えた知識を英検形式の問題に結びつける練習ができます。
間違えた問題は、正解を確認するだけでなく、なぜその選択肢が正しいのかを考えて復習することが大切です。


3.ライティングでも英文を組み立てる
準1級では、英文要約と英作文の練習も欠かせません。
AiKenではライティング対策にも取り組めるため、文法を読むための知識だけでなく、英文を書く力も鍛えていけます。AIによる採点・添削を活用し、文法や構成などの改善点を確認しながら練習を重ねましょう。
ただし、AIのフィードバックだけに頼らず、必要に応じて先生や参考書の解説も確認すると、より理解を深めやすくなります。

4.スキマ時間を活用して学習を続ける
準1級を目指す高校生や大学受験生は、学校の授業や定期テスト、ほかの受験科目との両立も必要です。
まとまった時間が取れない日でも、単語や問題演習など、短時間で取り組める学習を積み重ねることが大切です。
AiKenを日々の学習に取り入れ、参考書や過去問による勉強を補う形で活用してみましょう。

英検準1級の文法対策を効率よく進める学習ステップ
ここまでの内容を、実際の学習手順に整理します。
まずは準1級の問題を解き、語句空所補充・長文読解・ライティングのどこに課題があるかを確認します。
語彙不足なのか、文法・語法の理解不足なのか、文章の論理展開を読み取れなかったのかを整理します。
苦手な項目を文法書などで確認し、例文を使って理解を深めます。
復習した文法を使う問題に取り組み、形が変わっても正しく判断できるか確認します。AiKenなどの英検対策アプリも、この段階の問題演習に活用できます。
覚えた文法が読解や記述でも使えるかを確認します。文法問題だけでは見えなかった課題が見つかることもあります。
最初に間違えた問題と似た形式の問題を解き、理解が定着したかを確認します。
このサイクルを繰り返すことで、文法を単なる知識から、英文を読む・書くための実践的な力へとつなげていきましょう。
英検準1級の文法対策に関するよくある質問
まとめ|英検準1級の文法は「理解する」から「使える」へ
英検準1級には、独立した文法問題はありません。しかし、語句空所補充・長文読解・英文要約・英作文など、さまざまな場面で文法の知識が必要になります。
準1級は大学中級程度とされ、大学受験に向けた英語力を伸ばしたい高校生にとっても、挑戦する価値のある目標です。総合型選抜や学校推薦型選抜を検討している場合は、志望校での英検の活用条件も確認しておきましょう。
効率よく文法対策を進めるには、次の流れがおすすめです。
- 過去問で弱点を見つける
- 必要な文法・語法を復習する
- 類似問題で繰り返し練習する
- 長文読解やライティングでも使う
- 再び問題を解いて定着度を確認する
文法書だけで学習を完結させず、実際の英文の中で文法を使う練習を重ねることが大切です。
英検準1級の対策に「AiKen」を活用しよう
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、英検準1級の単語学習をはじめ、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングを一つのアプリで対策できます。
準1級の合格を目指す方はもちろん、大学受験も見据えて英語力を伸ばしたい方も、過去問や参考書による学習を補うツールとして活用できます。
文法・単語・4技能をバランスよく学び、準1級合格に向けた学習を進めていきましょう。
ブラウザ版なら、インストール不要ですぐに始められます。
iPhone・iPadで学習したい方はこちら。


※大学入試における英検の利用条件は、大学・学部・入試方式・年度によって異なります。必ず志望校の募集要項をご確認ください。

