英検5級の対策を進めるとき、「文法はどこで出るの?」と気になる保護者の方も多いです。
結論から言うと、5級の一次試験には「文法」という名前の独立したパートはありません。
ただし、リーディング(25問)の中で、文法や語形、語順がしっかり問われます。
この記事では、どの問題で文法が効いてくるか、中学初級で押さえるポイント、家庭でできる勉強法を、わかりやすくまとめました。
英検5級で「文法」が出る場所(公式の形式)
英検公式の「5級の試験内容」では、リーディングは次の3つに分かれています。
いずれも文法の理解がそのまま点につながります。
大問1:短文の語句空所補充(15問)
短い英文の( )に、文脈に合う語句を選ぶ問題です。
公式では「文脈に合う適切な語句」とあり、選択肢には単語だけでなく、be動詞や前置詞、疑問詞、動詞の形など、文法まわりがよく出てきます。
大問2:会話文の文空所補充(5問)
会話の( )に、続きとして自然な文や語句を選びます。
「文法的に正しいか」に加えて、「会話の流れとして自然か」も大事です。
疑問文と答え、お願いと返事など、決まった型がよく出ます。
大問3:日本文付き短文の語句整序(5問)
日本文の意味に合うように、与えられた語句を並べ替えて英文にします。
これはいわゆる語順(文型)の問題で、文法の基礎がそのまま試されます。
レベル感(公式の目安)
5級は公式の目安で中学初級程度です。
多くの教材や過去問では、中学1年生で習う範囲が中心と説明されています(お子さんの学校の進度によって前後します)。
5級で押さえておきたい文法のポイント
以下は、5級対策の参考書や問題集でよく登場する項目です。
公式が「この順で出る」と決めたリストではありませんが、家庭学習のチェックリストに使えます。
- be動詞:I am / He is / You are のように、主語と形を合わせる。
- 一般動詞の現在形:He, She などのあとでは動詞に -s がつく(三単現の入り口)。
- 疑問文・否定:Do you ~? / Does he ~?、don’t / doesn’t。
- 疑問詞:What, Who, Where, When, How, How old, How many などと、答えの形の対応。
- 前置詞:in, on, at, to など(場所・時間の決まった言い方)。
- 代名詞・所有格:I / my、he / his など。
- There is / are:単数・複数に合わせる。
- can:「~できる」「~してもいい」などの意味。
- Let’s ~:提案の形。
大問別の対策のコツ(文法の見方)
大問1(語句空所)
空所の前後の単語から、「ここは動詞? 前置詞? be動詞?」を推測します。
4つの選択肢のうち、意味が合っても文法的におかしいものがあれば先に消します。
ルールだけ暗記するより、教科書や単語帳の短い例文でセットで覚えると応用しやすいです。
大問2(会話の空所)
会話を最初から最後まで読んで、空所の直前が「質問か、お願いか、あいさつか」を判断します。
「答えとして文法的に正しいが、会話として変」な選択肢は、リーディングの文法対策でも重要な落とし穴です。
大問3(整序)
日本文を読んでから、主語→動詞の骨組みを先に置きます。
疑問文なら、Do / Does が先か、疑問詞が先かを決めてから、残りをはめます。
音読で英文のリズムに慣れると、並べ替えのスピードが上がります。
日々の勉強法
中学1年レベルの文法がわかる問題集やワークを1冊用意し、単元ごとに少しずつ進めます。
英検用には過去問題集と教本を組み合わせ、実際の3つの大問の形に慣れる時間を必ずとりましょう。
単語帳(でる順パス単など)は、単語の意味だけでなく例文まで声に出して練習すると、大問1・2に効きます。
例題で形式をイメージする(オリジナル例)
※ 本番の予想問題ではなく、形式の理解用の簡単な例です。
大問1風・例1(be動詞)
I ( ) a student. 1. am 2. is 3. are 4. be
答え:1. am
主語が I のとき、be動詞は am に決まります。
大問1風・例2(三単現)
She ( ) tennis every Sunday. 1. play 2. plays 3. playing 4. played
答え:2. plays
She は三単現の主語なので、現在の習慣には plays が合います。
大問1風・例3(前置詞)
We have lunch ( ) school. 1. in 2. at 3. on 4. to
答え:2. at
「学校で(食べる)」の決まった言い方として at school がよく使われます(文脈により in などもあり得るため、例文で覚えるのがおすすめです)。
大問2風・例(疑問詞と答え)
A: ( ) is your bag? B: It’s blue.
1. What color 2. How many 3. Where 4. Who
答え:1. What color
答えが色なので、色を聞く What color を選びます。
大問3風・例(整序)
日本文:あなたはテニスが好きですか。
語句:you / tennis / like / do / ?
答え:Do you like tennis?
Yes/No で答える一般疑問文は、Do を文頭にし、you like tennis の順にします。
何を使って勉強するか
文法は、中学の教科書・ワークで土台を作り、英検の過去問で「英検の出し方」に慣れるのが定番です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」では、英検で出やすい単語や本番に近い類似問題をたくさん用意しています。
単語テストで文法とセットになった語句を確認したり、間違えた問題を記録したり、音読機能で例文を声に出したりできるので、語句空所・整序の反復に活用できます。
まとめ
英検5級に「文法だけの試験」はありませんが、語句空所・会話の空所・整序の25問のなかで、中学初級の文法がしっかり問われます。
be動詞・動詞の形・疑問文・前置詞・語順などを、例文とセットで覚え、過去問で形に慣れると合格に近づきます。
リーディング全体の対策は、リーディング専門の記事もあわせてご覧ください。
5級の文法・リーディング対策を続けるには、毎日短時間でも例文の音読と過去問を続けると効果的です。
英検対策アプリ「AiKen(アイケン)」は、5級から1級まで、単語・リーディング・ライティング・スピーキングをひとつのアプリで対策できます。
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